毎年この時期には早めにレポートがアップされる「虫ん坊1月号」に手塚ファン大会のレポートが載っていました。で、虫ん坊読者の広場を見てみたら…なんと!ファン大会のらくがきコーナーに描いた夫のイラストがピックアップで取り上げられている!しかも野村さん(手塚先生の元アシスタント)のお気に入りの3作品として!
マグマ

いや~まさかこのなぐり描き状態のらくがきがアップで紹介されるとは。でもマグマとアース様をスラスラ適当に描けるってある意味才能やなあ、なんて身内ながら思ってしまいました(^^)
ファン大会らくがき

ファン大会翌日の後日談レポートはこのぶんだと年明けですね~(^^;)
「誰か時間おごって!」(笑)。

手塚治虫ファン大会【その1】
手塚治虫ファン大会【その2】
手塚治虫ファン大会【その3】
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今年も残りわずかとなりました。
皆様大掃除に年賀状にとあわただしく過ごしていると思います。

さて、お知らせ諸々です。

今年10月に私の祖母が永眠いたしました。喪中でございますので、新年のご挨拶を失礼させていただきます。ありがたいことに毎年私たち夫婦の手塚年賀を楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようですが、今年は手塚年賀は作りませんのであしからず…。ただ、夫のほうは喪中にしておりませんので、夫とお付き合いいただいている方々には年賀状を出させていただきます。と、それとすみません。私が忙しすぎて喪中ハガキを友人知人全員には出しきれていません(^^;)そんなわけで、年賀状をいただいた方々には寒中見舞いを返信させていただこうと思います。

年賀状って書くのも頂くのも大好きなんですね。うちなんて毎年10種類近くのバージョン作っていたし(笑)。だから喪中とはいえ、1枚も年賀状がうちに届かないってのは寂しいなーと思っておりまして。やっぱり毎年正月の楽しみですから。

もうひとつお知らせ。今月中旬、社会復帰いたしました。まだ新しい仕事に慣れておらず、時間的にも精神的にも余裕がありません。そんなわけで、せっかくブログにコメントやメールを頂いても返信が遅くて申し訳なく思っております。でも頂いたコメントやメールは嬉しく拝見しておりますので、懲りずに応援してくださいね。以前よりは確実に更新ペースは落ちますが、マイペースで続けますので。

それでは、皆様よいお年を…。
ナンテン
手塚ファン大会翌日の後日談があるのですが、時間的な都合でとりあえず先にこちらのレポート。

12月23日(日)。劇団スタジオライフ公演の「アドルフに告ぐ」を見に行ってきました!前回の手塚原作の観劇はモー娘の「リボンの騎士・ザ・ミュージカル」だったから一年半ぶりです。モー娘演じる「リボンの騎士」が全員女性(しかもアイドル^^;)の出演者に対して今回のスタジオライフは出演者全員が男性という劇団。作品内容も前者はファンタジー、後者は非常にシリアスな歴史ドラマ。さらに言うなら客層も、前回がアイドル目当ての男性がほとんどだったの違い、今回は大部分が女性でした。そんなわけであらゆる意味で対照的な、今回の手塚作品観劇レポートです。

私が書くより先に夫のほうが、サクサクとミクシィ日記に観劇記を書いてくれたので、以下夫の日記より転載。
アドルフに告ぐ

23日、妻と江戸へ。江戸もこう何度となく足運んでいると「大都会への感動」がなくなっちまう。山手線の電車が到着する合図音も覚えてしまった。

で、今回の目的は、スタジオライフという野郎ばかりの劇団による舞台「アドルフに告ぐ」の観劇である。「アドルフ」は、いわずと知れた手塚先生の後期の大傑作。しかし野郎だけの劇団とは…。タカラヅカの逆版か。

始まって最初のころは野郎の半ズボン・ランニング姿、野郎の女装に正直戸惑った。しかし俳優たちの実力と原作の素晴らしさに、途中から舞台にのめりこんでいった。筋立てはほぼ完全に原作通り。しかも台詞まで原作通り。我等手塚ファンとしては満足満足。これで手塚を知らない観客席のチャンネエたちが「手塚治虫ってこんな凄い漫画を描いたんや」と知ってくれりゃいいなあ。そしてじわじわと「手塚ニアン」を増殖させ、やがてわが国を手塚ファンだらけの一党独裁国家にするのだ! 舞台のヒトラーにだいぶ毒されたな、浦も。だってヒトラー役の俳優がめっぽう巧かったもんだから。俺も『わが逃走』でも上梓するか。(アホ)

しかし一方で、ストーリー展開が急テンポで、原作を読んだ人には理解できても、原作をしらない人には少しついて行きづらかったんではないか?とも感じた。 まぁあれだけの複雑極まりない、複線張りまくり&人間関係絡みまくりの大河ドラマを180分でまとめようってんだから、テンポの早さは止むを得ないとしても、だ。

一番ひっかかったのは、ラストのカミルとカウフマンの決闘シーンだ。カウフマンの子供たちがイスラエル軍人になったカミルに殺され、カウフマンはカミルに怒りを掻き立てる。これは描かれていた。 しかし、カミルが、我がのオヤジを殺したのが実はカウフマンだと知って怒り狂う・・・これが描かれなかった。 だから原作を読んでいない人は、二人の殺し合いが非常に唐突なものに感じられたのではなかろうか?時間的な問題もあるんだろうが、そこんところをもう少し丁寧に説明して観客を納得させないと、感動は深まらないぜよ。

終演後、ヨコハマに出た。港のヨーコ、ヨコハマヨコスカだ。(古いなぁ)港を眺め、中華街にでも、というつもりが横浜そごうデパートで「院展」をやっているってんで、妻に引っ張られて入場。

浦メは日展もそうだが院展も、見るのはこれが初めてだ。正直たまげた。妻に言わせると、「現代日本画の最高峰」とのこと。さもありなん。でかいキャンバスと迫力の筆致にただただ圧倒。

夜は隣接のシーサイドスクエアなる商業施設5Fのイタリアンレストランでクリスマスイブの前夜を祝う。基本仏教徒であるにもかかわらず。

浦メは「ひさご鮨」や「信州そば蕎路坊」でもよかったんだが、ハマのクリスマスイブイブに蕎麦や鮨はねえだろうって、嫁はんに0.5秒で却下されちまったのだ。
しかしまぁ観劇に院展にと、“文化的”な年末の休日であった。

(浦さんのミクシィより転載)

銀河劇場

上記、夫のレポートに補足。

今回の「アドルフに告ぐ」は久々に手塚演劇でほぼパーフェクトに満足できる出来でした。前回の「リボンの騎士・ザ・ミュージカル」は不満が多かったから。まず、原作に9割がた忠実なのは手塚ファンとしてポイントが高い!全5巻という大作をよく3時間にまとめきったと思います。それゆえ、多少テンポが速いようには感じましたが、舞台自体が非常にシンプルで背景画などの大道具や小道具は一切なし。最低限の映像とナレーション、何より役者の演技だけでみせる(=みせる実力がある)演劇スタイルはよかったと思います。
 
アドルフ・カウフマンとアドルフ・カミルの撃ち合いシーンから始まり、狂言回しとなった峠草平のナレーション、ドイツでの峠草平の弟・勲が殺された事件、「兵庫県川辺郡小浜村」で起きた芸者絹子の殺人事件(手塚先生の故郷・宝塚で起きた事件という細かい設定まですべてが原作どおり!)、そして舞台が神戸に移り二人の少年アドルフの出会い…と見事なまでに原作どおり。時間の都合で割愛された主要人物は、勲の恋人リンダー・ウェーバー(本名ローザ・ランプ)と仁川警部・仁川三重子親子、小浜で出会った飲み屋のおかみ、くらいですかね。あとの人物はほとんどすべて原作どおりに登場しました。ちょっと気になったのは小城先生のキャラが癖があって変だった(^^;)
 
夫のレポートでも書きましたが、一番目立つキャラでもあったアドルフ・ヒトラー役の人がすご~く上手かった。あのヒトラーの狂気ぶりがよく表現されていました。アフタートークで知ったのですが、出演者は24人に対し、登場人物はなんと100人以上!一人で七役をこなしているなんていう人もいて、すごいなあと。そして、演劇専門にやっているだけに演技力も素晴らしく、非常に満足できました。

観劇の後、夫と喫茶店であーだこーだ話していたのですが、「アドルフに告ぐ」を実写映画でやって欲しいよね、という話になりました。でも実際に映画にするとなると、ドイツやイスラエルに協力を求めなきゃいけないし、莫大な制作費がかかりそうだし、なかなか難しいと思います。そういう意味では「アドルフに告ぐ」は演劇向きの作品なんでしょうね。それにしても改めて「アドルフに告ぐ」は名作だと思いました!そして、やっぱり手塚ワールドは最高ですよね♪
銀河劇場

■劇団スタジオライフの「アドルフに告ぐ」は12月30日まで上演です。
まだ間に合います!当日券もありますので、未見の方は是非☆

 
カルトクイズは、昨年に引き続き、手塚プロきっての手塚通・森晴路資料室長からの出題。

●2007年は手塚治虫生誕80周年である→×
●ヒョウタンツギはもともと手塚先生の妹・美奈子さんが描いたものである→○
●アトム・ウラン・コバルト三兄弟の下の弟の名前はルミタンである→チータンだから×
(ちなみに手塚先生の娘・るみ子さんと千以子さんをかけたもの)

ここまでは難なくクリア。

●「ケン1探偵長」はカラスを助手にしている
→黒いけどカラスではなく九官鳥だから×
●B・Jの血液型はAB型である。
知らん~!B・Jの血液型はO型だそうです。私はここでフェイドアウト。

●『キャプテンKEN』の本名はケンジである→○
●『火の鳥』でロック・ホームが出演するのは未来編だけである
「『火の鳥2772』のロックを含めたら×じゃない?」
「いやでもそもそも『火の鳥2772』を『火の鳥』に含めるのかなあ?」
と話していたら異形編に左近之介の恋人役で3カットくらいロックが登場するということで×でした。

この時点で正解者はだいぶ減っていました。

●少年マガジン版『W3』では、ボッコ・プッコ・ノッコの名前が違っていた
→○マガジン版では隊長、ガーコ、ノンコだった。
で、ラストの問題は
●1981年「わが青春のトキワ荘」で手塚先生が「美味いもんだね」といったのはコンビーフキャベツである
違う~!手塚先生が美味いと言ったのはコンビーフ入りじゃなくてただのキャベツの塩いため!赤塚不二夫さん達は当時貧しかったからビーフ入りではなくただのキャベツだったのです。番組でもそれを再現ってことだったのですが…。最後に残った3人は全員○を選んで不正解に。最終的にジャンケンで優勝者を決める、という展開に。ちなみに、次の日その「赤塚さんがキャベツを買った店」を見つけました!(笑)。その話はのちほど…。
休憩を挟んで上映されたのが「やわらかアトム」(笑)。
噂のネットアニメの大ヒット作「やわらか戦車」と「鉄腕アトム」のコラボです。
正直、手塚トリビュート作品やコラボデザインが多い中、純粋な手塚系のものが少なくなっていることもあり、あまりこの手のものが好きではないんですが…これはウケました!
説明不要。まずはご覧ください。

やわらかアトム1
やわらかアトム2
やわらかアトム3


いや~どうやったらこんな発想ができるんやろ。
ファン大会では作者のラレコさんは声のみの出演。まさかこれ地声!?と思ったけど、まさかまさか(笑)。ラレコさんのブログ読んだらエフェクトボイスを使ってたようです。
で、昨日の「トップランナー」で、その制作の舞台裏を見て、さらに印象がガラっと変わった。4分のアニメ制作のための地道な作業。やわらかさを出すためのアニメの動き、作曲から歌から台詞まで全部一人でこなしていること。これはアニメーターではなく、漫画家や映画監督に近いものがあるんでしょうね。

クリエーターとしては遅咲き。ネットでクリエーター志望の若い子と喋っていると皆30歳までになんとかしなくちゃ、と思っている。だけど自分の経験からいえば「いつからでもいいスタートがきれる」といった言葉が印象的でした。

12月20日(木)24:10~24:54NHK総合テレビでラレコさん出演の「トップランナー」再放送があります。見逃した方は是非。

正直コラボ系やトリビュート系好きじゃなかったけど、「PLUTO」や「やわらかアトム」で認識を変えました。ただ、でも!純粋手塚系ももっと頑張って欲しいなあ…(--;)テヅカモデルノとか見て小さい子が「これが手塚治虫だ」と思っちゃうのは手塚ファンとして寂しいものが…。

その純粋手塚系に追いうちをかける事実が。昨年の手塚ファン大会でパイロットフィルムが上映された映画『リボンの騎士』が…延期に…。(事実上の計画中断。)はぁ…めっちゃ期待していたのに。せめてパイロットフィルムのDVD売ってください(><)なんかこのままじゃどんどん手塚ワールドが変わっていくよぉ~。

(【その3】に続く)
 
12月8日(土)、「手塚治虫ファン大会2007」に行ってきました!昨年に続いてのファン大会。しばらく手塚マンガとかけはなれた生活を送っていたので、ホンマに久々に吸う手塚な空気(笑)。全然手塚マンガの復習もできないまま新幹線に飛び乗り東京へ。前回と同じく12時にFC会員の如月堂さん、星子英雄さんと待ち合わせをしました。科学技術間館地下入り口への階段には既に長蛇の列。並んで待っている間にたくさんの手塚ファンの友人知人と再会を喜びました。
科学技術館

スペシャルトークショー『手塚アニメについて語る』
石上三登志氏(映画評論家)×鈴木伸一氏(杉並アニメーションミュージアム館長)×小林準治氏(手塚プロダクションアニメーター)


石上三登志さんは『手塚治虫の奇妙な世界』の著者で『新宝島』以来の手塚ファン。「ラーメンの小池さん」のモデルで有名な鈴木伸一さんはトキワ荘メンバーだった方です。藤子不二雄さん赤塚不二夫さん石森章太郎さんなどで作ったアニメスタジオ「スタジオ・ゼロ」のエピソードを話されました。そして、長年幻の手塚アニメとなっていた「鉄腕アトム」「ミドロが沼の巻」を上映。

そして、今回の手塚ファン大会で一番楽しみにしていたのが、小林準治さんの出演でした。虫プロ時代からかれこれ30年以上手塚アニメにかかわってきた小林さん。なかでも印象深い作品が実験アニメ「ジャンピング」(1984年)です。

一人の少女がジャンプし続け、そのジャンプはどんどん高く遠くへ。街を超え、海を越え、ついには戦争中の国へ…。しかし、ジャンプし続ける少女の目線のみで描かれるこのアニメに主人公の姿は一切登場しないという一人称の実験アニメーション。この作品を作るきっかけとなったのは、前作「火の鳥2772」で小林さんが描かれた長い背景動画シーン(ゴドーとオルガが未来都市に向かって走っていく場面)を手塚先生が気に入られたことだったといいます。主人公が見えない背景動画のみのアニメ。手塚先生が描いた絵コンテをもとに、小林さんが一人で絵を描かれました。7千枚近く描いたそうですが、その動きを見て手塚先生は「動きが緩慢だ」と絵を間引かれたそうです。(煙突の煙の動きが硬いのはそのため)最終的に4千枚程まで絞られ完成しました。

小林さんのトークとともに「ジャンピング」が上映されました。ジャンプの瞬間、人間やカラスや虫などいろんな動植物が一瞬見え、その中に落ちたクマのぬいぐるみも。これは「ある街角の物語」のクマなんだそうで、そんな細かいこだわりが、小林さんらしいなと感じました。

その小林さんの新作。この度会場で披露されたのが、16秒のアニメ『新宝島』です。ピート少年が車が疾走するオープニングシーンをなんと小林さん一人でアニメ化されました!たった16秒とはいえ、1秒24枚のフルアニメーション。小林さんは今でも手描きのアニメに強いこだわりを持っていらして、仕事の合間にこつこつ筆ペンで描きためた絵は約400枚にものぼるそうです。

「手塚先生の『新宝島』ってトキワ荘メンバーがあれを見て動いていると思ったんだよね。だけど、実際に動いているのを誰も見たことがないんだ」

「私たちの体験した『新宝島』が動いている」と石上さん。

モノクロで音もないけれど、その温かいペンタッチはまさに原作の『新宝島』そのものでした!是非続きが見たいです!

(【その2】へ続く)



 
諸事情により、デザインのバリエーションが少ないんですが、今年も年賀状デザインイラストを公開いたします。毎年義父母の年賀状を作っているので、子年土鈴を描きました。気に入っていただける方、ダウンロードしてどうぞお使いください。(年賀状のデザインってナマモノですからね。お早めにどうぞ~・笑)
子年土鈴

今年は年賀デザインは土鈴しか作っていないので、以下昨年、一昨年に作ったのも載せておきます。
竹

コマ