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手塚関連テレビ情報です。

BS2 7月2日(水)午後7:45~8:34

蔵出し劇場 夢追い人 ~「トキワ荘」の巨人たち~

日本の漫画界の巨匠、手塚治虫、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎の3人を取り上げる。戦後の混乱期から高度経済成長を経て、現在に至るまでの時代の流れの中で、彼ら3人がどのように悩み、励まし合い、お互いに刺激しながら作品を生み出していったのか。「漫画の神様」と呼ばれる手塚治虫を中心に、アーカイブスに残された三者三様の至言を通して、東京都練馬区にあったトキワ荘で漫画の青春時代を過ごした3人の夢と人生を見つめる
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マイミクさんから教えてもらいました♪

『ガラスの仮面』がついに『別冊花とゆめ』で連載再開!!!
だそうです。
うぉ~~~!!!ついに!!! いや~何年待ったことか(>▽<)
単行本の43巻が出るのなんてとても待ってられないので買います!!!
待てずに「花とゆめ」の連載分を国際児童文学館に読みに行っちゃったクチなので買いますよ☆
しかし、これで今までの「花とゆめ」の連載分2千ページは完璧に幻の作品になっちゃうんですね。

遂に物語もクライマックスか!? 『ガラスの仮面』が4年ぶりに連載を再開
(YAHOO!ニュースより)


 マンガ家・美内すずえによる不朽の名作『ガラスの仮面』の新連載が約4年ぶりに7月26日(土)発売の『別冊花とゆめ』(白泉社)から掲載されることが分かった。8月には劇作家・蜷川幸雄の演出でミュージカル版の公演が行われることも決定しており、“ガラカメ”待望の新作に注目が集まっている。

 76年から連載されている同作は、名作「紅天女」の主演をめぐり、天才的な演技力を持つ北島マヤと演劇界のサラブレッド・姫川亜弓の2人の少女が演技力を競い合い、才能を開花していく物語。これまでにテレビドラマ化、アニメ化もされており、04年には約6年ぶりに最新単行本42巻が発売された。

 新連載では、一度は芸能界を追放されたマヤが“紅天女”候補に復帰、一方でマヤを支援してきた“紫のバラの人”が大手芸能事務所である速水だと確信するなど、ストーリーはいよいよクライマックスに差し掛かっているようだ。

 また、“世界の蜷川”が手掛ける初のミュージカル版は、8月8日(金)から埼玉県「彩の国さいたま芸術劇場」で公演。主人公・マヤ役を俳優・大和田獏と岡江久美子の愛娘である大和田美帆が演じ、ライバル・亜弓役を今回が初舞台となる奥村佳恵が務めるというフレッシュなキャスティングも話題になっている。


公式サイト 別冊花とゆめ
■手塚治虫の現在
パネリスト/伊藤剛氏 [武蔵野美術大学非常勤講師]
        古徳稔 氏[手塚プロダクション出版局長]
        田中圭一氏 [マンガ家]
   座長/小野耕世氏 [東京工芸大学客員教授]


■伊藤剛氏
伊藤剛さんは『地底国の怪人』『低俗天使』を例にマンガとは記号を簡略化して、曖昧なままでもマンガ表現として成立し得るのだ、という持論を展開。『地底国の怪人』のラストシーン・耳男の臨終シーンで帽子をかぶり、鬘を被っている耳男を見て登場人物達は何故ウサギだと気付かないのか?「顔に毛が生えてるやん」というツッコミを誰もしない(笑)。つまり、ここで目鼻口という簡略化されたマンガ記号が、ウサギか人間かわからなくなるシチュエーションに際しても曖昧なまま、表現として成立しうる。マンガは実はそういった曖昧なままの存在を描きえる表現手段なのではと。このことに対するもうひとつの例が『低俗天使』で、ここに登場する未来から来たルンペ少女ジュジュは、裸か裸でないかよくわからない服装をしている。こういった曖昧なままの表現で(服を表すマンガ記号、線をきっちり引かないまま)70年代に描ききったのは手塚治虫ぐらいなのでは。絵画から線を簡略化していったものがマンガと言われているが、本当はむしろ逆なのではないか。なぜなら手塚はマンガ記号を簡略化しても成立し得るマンガを描いているが、昨今のマンガは、描き込まないとマンガ表現にならないのだから。

余談ながら、伊藤さんはマンガ記号を簡略化する例として『マンガの描き方』を図版として指定。図版に出された「お母さんが描くマンガ」があまりにも手塚タッチとはかけ離れた絵だったため、伊藤さんは古徳さんに「これは、手塚先生本人が描かれたものですか?」答える古徳さんは一瞬沈黙。「先生のじゃないですか?ね、森ちゃん?」と来場していた森晴路資料室長に壇上から聞き、森さんはさらに一瞬沈黙の後に「手塚先生本人の絵だと思います。」森さんでも判断に迷う絵ってあるんだ~!

■田中圭一氏
何が面白かったって、手塚プロ出版局長の古徳稔さんと、『神罰』で話題になった田中圭一さんが隣同士に並んでディスカッションをしていたことです。この人選だけで喋る前からくすくす笑いが漏れ、対談が始まると会場中爆笑の渦。田中さんは「古徳さんの前では言いにくいんですが…」をしきりに連発しながら、裏話を披露。また、手塚漫画がディズニータッチの目鼻というマンガ記号にどのあたりが似ていてどのあたりが違うのかを実際に描いて検証。手塚キャラはディズニーの模倣といわれているけれども、実際はちゃんと和風に、日本人向けに咀嚼して描かれたものだということを、田中さんが描いて実証していくくだりなど、手塚絵を自分の絵として取得されている田中さんならではで、さすがと感心しました。

■古徳稔氏
古徳さんが公開の場でパネリストとして喋られるのを聞いたのは初めてなのですが、その発言の端々から、長年拘わってきた手塚漫画への思いが感じられました。例えば手塚プロ出版局長として手塚治虫をベースとしたトリビュート作品やコラボ作品を扱ったりするわけですが、「今の若いファン層に受け入れてもらうにはこういったものも必要だと思います。でも、王道手塚作品の世界も大事にしたい。」と。昨今の手塚プロを見ていると、コラボやトリビュートが多くて王道手塚ファンにはあまり嬉しくない。今の手塚界と自分が愛する手塚界との温度差を感じるばかりなのですが、古徳さんも同じ気持ちなんだ、決して王道を忘れているわけではないんだな、と改めて古徳さんの姿勢に感じ入りました。ちなみに賛否両論の否ばかりの意見が目立つ、「なかよし」連載中花森ぴんく版の『サファイヤ リボンの騎士』ですが、これ以前に原作『リボンの騎士』のアニメ化企画があったそうです。でも女の子向けの玩具が売れないからとスポンサーがつかずにボツ企画に。やっぱり今の手塚界を取り巻いているのが大人の事情ばかりで、王道手塚ファンは寂しい限りですが…。

さらに古徳さんの王道手塚ワールドへの思いが感じられた発言が、会の終盤、小野さんからの質問。
「北斗の拳など他の漫画作品でパチンコになっている作品がある。パチンコって莫大な利益らしいのですが、そういった話は来ますか?」
「話は山ほど来ています。全キャラを使って50億とか(会場どよめき)。ですが、社の方針としてギャンブル、酒、タバコ、政治、原子力には手塚治虫は拘わらない。ただ、手塚キャラはスターシステムであり、手塚プロはキャラクターひとりひとりのタレント事務所だと思っている。その意味では個人的にはB級キャラならいいかな、という気はしないでもありませんが。」

この古徳さんの手塚プロダクション=手塚キャラのタレント事務所という概念には目から鱗。こういった手塚漫画の世界観を大事にしている人がいることこそが、「手塚治虫の現在」を支えることに繋がると思いました。

やっぱり松山まで行ってよかった!話を聞いてよかった!こんな時間を共有できる幸せを感じた松山の旅でした。
改めて、マンガ学会の大会レポートです。
先にも述べましたが、全体を通して感じたことは、手塚ファン大会とはまるで違う空気だったこと。参加者はマンガ学会員が大半を占めるわけですが、マンガ学会は手塚ファンとしてではなく、もっとマンガ界全体や漫画史全体から手塚治虫の位置づけを考える、論理的に手塚マンガを語るといった姿勢が感じられました。 そういう意味ではおそらくファン大会では絶対選び得ないようなパネリストの人選があったりして、(古徳稔さんと田中圭一さんが並んでいるなんてファン大会じゃあり得ない^^;)そこが大会としての成功要因だったと思います。

一日目は、トップバッター津堅信之氏の「アニメ作家としての『漫画家・手塚治虫』再考」が特に面白く、アニメ版「アトム」がもたらした後の制作環境の悪影響は、本当は違うのではないか、と丁寧に紐解かれました。津堅氏の著書は夏目房之介さんもブログでも紹介され、小林準治さんのインタビューも載っているのでオススメ手塚本のひとつ。藤本由香里氏の「『新寶島』の異なる版の異同について」もご自分で収集された『新寶島』の原本と他の人が持っている版との違いを検証していく丁寧な研究姿勢。こちらも興味深いところでした。一日目の研究発表に関してはレジュメに要約が載っていますし、論文はいずれ学会誌に載るでしょうから、ここでは、期待していた二日目のパネルディスカッションについてまとめておきたいと思います。

それぞれのパネリストが語るテーマが多岐にわたったので(午後は特に)、全体として話をまとめることが困難。なので、以下パネリストごとに発言をまとめてみます。でも、個々の話はそれぞれに面白かったので、こういう形もありかな、という気もします。



■手塚のルーツ/ルーツとしての手塚
パネリスト/竹内オサム氏 [同志社大学教授]
        中野晴行氏
        夏目房之介氏 [学習院大学教授]
   座長/宮本大人氏 [北九州市立大学准教授]


いかにしてマンガ家・手塚治虫が誕生したのか。そのルーツとは何のか?

■竹内オサム氏
竹内さんは今夏発売予定の伝記「手塚治虫」(ミネルヴァ書房)を執筆されている関係で、手塚先生の生活史を中心に調べたそうです。そして、手塚のルーツといえばやはり昆虫採集。平山修次郎氏の『原色千種昆蟲図譜』に影響を受けたことは有名ですが、手塚先生は上京した際、平山修次郎氏の研究所を訪ねたことがあるそうです。尊敬する平山氏の立派な姿を想像して行ったものの、そこで見かけたのはステテコ姿で芋を掘っていた人。がっかりして結局声をかけずに帰ってきてしまったとか(笑)。この話は弟の手塚浩さんからお聞きしたエピソードだそうで、今度発刊される伝記が楽しみです。

■中野晴行氏

中野さんといえば『手塚治虫のタカラヅカ』(私も虫マップ執筆の際大変お世話になった本)ですが、現在絶版のため、入手しにくい現状があります。手塚漫画、とりわけ『リボンの騎士』に代表される少女マンガの宝塚歌劇による影響、阪急沿線の文化や阪神間モダニズムといったことが手塚漫画のベースにあることは言うまでもないことですが、ここでよく誤解されるのは、当時の宝塚文化の位置づけ。宝塚は兵庫県に属するので、現在のイメージの宝塚で語られたりするところはあるが、そうではない。神戸がモダンだったから宝塚がモダンだったのではなく、当時は大阪のほうがはるかにモダン都市だった。(これは私もこのブログで折りに触れて書いている「大大阪」ということですよね)宝塚は兵庫県だが、当時は大阪の文化圏だったという指摘が非常に興味深かったです。

■夏目房之介氏
やはり手塚のベースにあるのは戦争体験ではないか。なぜ手塚治虫はあれほどまでに寝食をとしてマンガを描き続けたのか。それは手塚にとってマンガを描くこと=生きることだったからではないか、と表現者・手塚治虫の根源は戦争体験があることを夏目さんは強調されました。当時は死ぬことを覚悟していた。同級生によると「あの当時は誰一人この戦争が終わった後に生きているなんて思っていなかった」と。それが、戦争が終わって「これでマンガが描ける!」と思った。

「でも、戦争が終わった、マンガが描けるって思ったってことは生活の心配をする必要がなかったってことですよね。これは環境として大きいですよね。」(宮本氏)

「いや、でも当時まだお父さんが出征して帰ってきていなかったからそんなに楽観的な状態ではなかったはずですよ。それと、戦争体験といえば水木しげるさんの場合をお聞きしたいのですが?」(中野氏)

戦争体験はそれぞれ体験する時期、境遇によって違って、全然一律なものでは無い。戦後マンガのバックボーンには戦争の影響があるが、水木さんと手塚さんの場合はそれぞれ全く違うものがある。水木さんはどっかで人間をやめている、妖怪になっちゃっているんですが(笑)、手塚さんは最初から最後まであくまでも人間。ここがある意味手塚さんの限界でもあり良さでもある。水木さんはそこを超えている。この二人だけで我々は豊かなマンガ文化をもっている。

この後、竹内さんの修士論文の頃の図版が登場したり、中野さんによるめずらしい手塚先生の写真などが映し出されたりしました。終盤で、中野さんが「“謎のマンガ家”おさ・たけしのマンガです」と披露したのが竹内さんのマンガ。竹内オサムさんが初めて手塚先生を訪ねた時のエピソードです。当時肉屋の2階(私も去年行った越後屋ですね)にあった手塚プロを訪ねるため上京し電話をするも、当時のマネージャー松谷さんに「忙しいので明日にしてください」。その言葉どおりに翌日にかけるとまた「明日にしてください」。そんな応酬が4日ほど続き、とうとう根負けして手塚先生に会えることに。「30分だけですよ!」と松谷さんに念を押されつつ、手塚先生は2時間半も話してくれたこと、スタジオに泊めてもらったこと、マンガ家志望だった竹内さんに「おさ・たけし」というペンネームを付けてくれたこと、『チッポくんこんにちは』の絵本を下さったことを懐かしそうに話されました。

(午後の部に続く)

【参照】
夏目房之介の「で?」日本マンガ学会(松山 「手塚治虫再考」
長谷邦夫の日記 松山大会から帰る
漫棚通信ブログ版 日本マンガ学会第8回大会イン松山
愛媛新聞 手塚治虫の「再考」 松山大でマンガ学会始まる
宮本大人のミヤモメモ ■マンガ学会は充実してました、よ?
2008.06.23 道後温泉
21日、22日とマンガ学会大会参加ため愛媛県松山市へ。2日間にわたって長時間の研究発表とパネルディスカッション。遠かったけどやっぱり思い切って行ってよかった!参加者は200人と大盛況。とても濃い時間を過ごさせていただきました。内容は、まあとにもかくにも盛りだくさん。テーマが「手塚治虫」でありながら、手塚ファン大会とは全然違う空気を感じました。ファン大会はやはりファンの集まりで、手塚先生を師とあがめ、やっぱりファンと視点で語られる、もしくは手塚プロの視点で語られるところが多いことに対して、マンガ学会はもっとマンガ界全体から手塚治虫の位置づけを考える、論理的に手塚マンガを語るといったところでしょうか。

内容があまりに多岐にわたるので、とりあず時間のかからないネタから(笑)。学会レポートは改めてきっちり書くつもりですし、今回は古徳さんも出演されていたのでファンクラブにも投稿したいと思っております。

1日目の研究発表と懇親会が終わった午後8時すぎ、三々五々鉄砲町駅へ。皆、近隣のビジネスホテルでこの後さらに座談会ということだったのですが、私は松山まで来て観光せずに帰るのがもったいない!と一人道後温泉に宿泊しました。
道後温泉駅(夜景)

午後9時前、伊予鉄道の終点・道後温泉駅に到着。駅舎がレトロでかわいい♪到着して驚いたのは、ツバメが駅のまわりを集団で飛び回っていたこと!いたるところに巣があり、雛がピーチクパーチク、駅舎はすっかり「ツバメマンション」になっていました。
道後温泉駅説明

坊ちゃんカラクリ時計(夜景)

駅前には「坊ちゃんカラクリ時計」と足湯がありました。待っているうちに9時ジャスト。屋根が持ち上がり、時計板がくるっと回転して3分間の演奏が始まりました。夏目漱石の「坊ちゃん」に登場する坊ちゃんやマドンナなどの人形が動き出して松山の観光案内。なかなか凝っています。
坊ちゃんカラクリ時計

道後温泉ガス灯

ホテルに一旦荷物を置いた後、道後温泉本館へ。愛称「坊ちゃん湯」で重要文化財なんだそうです。一人温泉ってどうかと思っていたけど、まったり気持ちいい~♪浴場の青いタイル画が印象的でした。
道後温泉本館

翌朝は7時に起床。せっかくなのでホテルのほうの温泉にもつかり、8時半に出発。午前9時に再び坊ちゃんカラクリ時計の演奏を見ることができました。写真は夜に撮影したものはほとんど手ブレしていて使えないので、主に朝撮影したものを以下、ランダムに載せておきます。
中之島界隈のアーチスト展

先日のええかいで大阪ええはがき研究会の湯川敏男さんよりご案内をいただき、「中之島界隈のアーチスト展」に行って来ました。
湯川敏男さん 立体絵はがき

湯川さんは近代建築やお城や駅舎などレトロ建築を写真撮影、加工して、立体絵はがきを作られています。大阪城も通天閣も食いだおれ太郎も中之島公会堂も生駒ビルも芝川ビルも北浜レトロもガスビルもフジハラビルも全部たった1枚の絵はがきで立体になっちゃいます。しかも、制作ソフトがパワーポイントというのがまた信じられない!
湯川敏男さん 立体絵はがき

素晴らしいです!
数多ある作品の中でひときわ輝いていました。
結構お客さんが入っていて、みんな注目していました。
湯川敏男さん 立体絵はがき

湯川敏男さん 立体絵はがき

湯川敏男さん 立体絵はがき


27日まで開催中です。お近くの方は是非!

「中之島界隈のアーチスト展」
場所:朝日新聞大阪本社1Fアサコムホール
日時:6月16日(月)~27日(金)
10:00~18:00
(日曜日休館、最終日12時まで)


【追記】
湯川敏男さんの立体絵はがきサイトができました!是非ご覧下さい。

おしとの立体絵はがきギャラリー
5月末にオープンした淀屋橋odonaに行って来ました。
ご存知のとおり、2005年に解体された愛日小学校跡に建てられたショッピングセンター。
でも、私が目を奪われたのは、スイーツでも本屋でもなく、この「愛日小学校ウクレレ」でした。
愛日小学校 ウクレレ

建築物の廃材でウクレレを作っている伊達伸明さんの作品だそうです。今は無き建物の思い出を、楽器として残すプロジェクト。名づけて「建築物ウクレレ化保存計画」!なんて素敵なんでしょう。
愛日小学校 ウクレレ

ボディー部分の表板には油引きされた教室の床板、ボディー裏板には星座早見盤、ネック部分には、階段の手すり、ヘッド部分には正面玄関の床のタイルがあしらわれています。
愛日小学校 ウクレレ

愛日小学校 ウクレレ

愛日小学校 ウクレレ

愛日小校舎ウクレレ化計画完成引き渡し式の様子はe-よこ会(東横堀川水辺再生協議会)のサイトで見れます。
愛日小校舎ウクレレ化計画完成引き渡し式
愛日小学校 ウクレレ 説明

私が伊達伸明さんの「建築物ウクレレ化保存計画」のことを知ったのは、昨年大阪歴史博物館で行われた大阪を中心とした郷土建築座談会でした。ここで披露されていたのが、橋爪節也さんがお持ちだった「橋爪塗装工業ウクレレ」。橋爪節也さん・紳也さん兄弟のご実家をウクレレにしたものを見せていただきました。建物の思い出の残し方ってこんな方法もあるんですね。

愛日小学校ウクレレは、淀屋橋odona2階の大阪市の情報発信コーナー「アイ・スポット」で8月末まで展示されています。この後、ウクレレは開平小学校の記念室に収蔵されるそうです。


【参照記事】
閉校した旧愛日小学校の廃材使ってウクレレ製作 大阪 (産経新聞)
手塚治虫生誕80周年!ということでにわかに手塚関連、マンガ関連の情報がドカドカと入ってきました。ぼーっとしていたらうっかり忘れそうなので、自分用の備忘録兼ねて、見たい、参加したいイベント一覧表です。

■NHK 教育「知るを楽しむ」人生の歩き方 水木しげる氏(現在放映中)

■BSマンガ夜話
6月17日(火) 24:00~ 山田芳裕 「へうげもの」
6月18日(水) 24:00~ 雁屋哲 原作・池上遼一 作画 「男組」
6月19日(木) 24:00~ 羽海野チカ 「ハチミツとクローバー」

■わらび座「火の鳥」関西公演日程

・兵庫県立芸術文化センター (兵庫県 西宮市)
7月5日(土) 14:00~、19:00~
7月6日(日) 14:00~

・高槻現代劇場 大ホール (大阪府 高槻市)
7月15日(火)18:30~

・浪切ホール (大阪府 岸和田市)
7月19日(土)14:00~

・松原市文化会館 (大阪府 松原市)
7月20日(日)14:00~

■宝塚観光花火大会
8月1日(金)、2日(土)
会場:武庫川観光ダム一帯
手塚アニメソングのメロディーを随所に取り入れた音楽をBGMに。

■少女マンガパワー展
開催期間 2008年 7月19日(土)~8月31日(日)※期間中無休
会場:京都国際マンガミュージアム 2階 メインギャラリー
入場料 大人1,000円、中高生500円、小学生200円

開催記念特別対談 牧美也子氏×竹宮惠子氏
7月27日(日)午後2時~3時30分
会 場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール

内 容 少女マンガ黎明期を支え、後には大人の女性向けのジャンル「レディスコミック」を切り開いた牧美也子先生と、「花の24年組」として少女マンガの変革期をリードしてきた竹宮惠子先生による対談を開催します。

開催記念講演 小野耕世氏
8月5日(火)午後1時~2時30分
会 場 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1

内 容 海外のマンガ/アニメーションについての長年の研究成果を元に、北米の少女向けコミックに日本の少女マンガが与えた影響を中心にお話をうかがいます。

■8月3日(日)
講演「夏目房之介のマンガ講座」
会場:花園大学

■8月24日(日) 京都国際マンガミュージアム 公開シンポジウム
夏目房之介氏参加
(京都MMのHPにはまだ情報が出ていませんが、夏目さんのブログに書いてあったので確定のようです)

■・『火の鳥(黎明編)』 人形劇団クラルテ
 吹田市文化会館(メイシアター)
 8月30日(土)6:30
 8月31日(日)10:30,3:00

 兵庫県芸術センター
 9月20日(土)6:30
 9月21日(日)10:30,3:00

■映画『20世紀少年』公開

うわ~!多すぎだ!全部忘れずに見れるかなあ(^^;)
やっと、マンガ学会第8回大会の申し込みを済ませました。会場は愛媛県の松山大学。いや~やっぱり遠いだけに散々悩みました(^^;)飛行機で3時間。電車だと5時間。 …なんで京都でやってくれへんのかな。もしかして松山なのは「坊ちゃん」(夏目漱石)だから?夏目房之介さんが出演されるから?(←こじつけすぎ!考えすぎ!^^;)

でもテーマが再考「手塚治虫」だったら行かんわけにいかんでしょ。シンポジウムには夏目房之介さん、宮本大人さん、中野晴行さん、竹内オサムさん、小野耕世さんと名だたるメンバーが出演。しかも今回は手塚プロの古徳稔さんがパネリストメンバーに入っているので非常に楽しみ。古徳さんが生の公開の場で喋られるのを聞くのは初めてです。いや、去年のファン大会でもお見かけしているハズなのですが、まだ会ってお話する機会が無く…懇親会でお会いできるといいなあと思います。

合宿はちょっと気が進まなかったので、というかせっかく松山まで行って観光せずに帰るのもナンなので、道後温泉に宿泊します♪

いかんせん遠いゆえに、散々悩み抜いた末、結局飛行機で行くことにしました。(早朝に起きれる自信が無かったもので^^;)でも地に足のつかない乗り物って緊張するなあ。いや、飛行機は今までに何度か乗ったことはあるんですが、一人で乗るのは初めてなのでかなりドキドキです(^^;)

やっぱり陸路に変更しました(^^;)我ながらなんて優柔不断!
いや、昨日航空券を買ったのです。ところが買った途端不安で仕方が無くなり、さらに私の保護者(=夫)がめちゃくちゃ心配しだすから余計に不安で怖くなって、緊張して眠れなくなっちゃったのです。で、今日キャンセル返金してその場でJR券を購入。キャンセル手数料がちょっともったいなかったけど、まあいいや。安心料だと思えば(^^;)

飛行機の場合朝7時半出発、電車の場合朝6時半出発。
ちょっとでも睡眠時間を確保するために飛行機にしよう!と思ったのですが、券を買った途端緊張して眠れなくなるんじゃ、当日眠れるわけないやん!飛行機内だったらもっと怖くて眠れない、このままじゃ松山大学で寝てしまうやん!と自分の精神状態に気付きまして。電車だったら朝早いけど少なくとも新幹線と特急しおかぜの車内で眠れますからね。

う~ん、こんな優柔不断なことをしたのは初めてです。皆さん、飛行機って平気ですか?私は今まで海外旅行3回(ドイツ)と国内旅行(北海道、高知)で飛行機に乗ったので、大丈夫と思って航空券を買ったんですが、どうもあの離着陸時の緊張感に一人では耐えられそうにないことに気付きました。
本当は事故の頻度、リスクなんて飛行機よりも自動車のほうがずっと高いんですがねえ…。頭ではわかっていても、車には乗れても飛行機は怖い…。そういう意味ではやっぱり電車が一番エコロジーで安全ですね。