7月27日、東京都立現代美術館で開催されている特別展「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのチカラ」を観に行った。言わずと知れた“マンガの神様”手塚治虫先生と“マンガの王様”石ノ森章太郎を顕彰する・・・というか、今日の「クールジャパン」の礎を築いたこの二人の巨人の足跡を編年順に展示する一大展覧会だ。

手塚×石ノ森2

手塚×石ノ森1

手塚先生の幼い頃のマンガとか落書きは、もうイヤというほど目にしてきたが、石ノ森先生の幼少期の落書きは初めてお目にかかる。しかもそれは新聞広告の裏にでもかかれたような、本当に幼児の書きなぐり。

それにしても、よくもまぁこげなもん大切に保管しとったもんよな。幼い時分から既に天才の片鱗が・・・ってのにも感心するが、それよりもこれがちゃんと御本人なり御家族が保管していたという事実に驚きだ。

また、本展覧会では、先ごろ発見された手塚先生のデビュー前の幻中の幻の作品『噫それなのに』の現物だとか、『一千年后の世界』『浮標島』『有尾人』『超人ミッチー(メトロポリス)』の未使用原稿現物を見る事ができた!スゲエなぁ・・・。まさか現物を目にする事ができるとわな。

あと、目を引いたのはトキワ荘の復元だ。表玄関から入れるんかと思いきや戸も開かず、「中には入れません」の表示が。なんやつまらんと思いながら裏手に回ると、手塚先生と石ノ森の部屋が完全再現されているではないか! フッ、やるじゃねえか♪

手塚×石ノ森3

手塚先生の再現部屋では、食べ終わって重ねられたラーメン鉢まで再現され、さらにご丁寧にも食べ残しの麺数本まで再現されておった!

他にはサイボーグ009の設定資料だとか、現在の作家・文化人たちによる両氏へのオマージュ作品展示などなど。オマージュにおいては、藤子不二雄Ⓐやさいとうたかお、ちばてつやといった大御所面々による「お約束」作品以外に、精神科医・名越康文先生による手塚キャラ精神分析とか、ももクロによるサイボーグ009コスプレなんてのもあって、今回の展覧会は相当に充実しておった。

夜は、手塚ニアン諸氏と宴会。都合8名が集まり、手塚談義に大いに華を咲かせた。それにしても思う。やっぱりなんやかんや言うても東京やなぁ。大阪が「都」になっても、色んな意味で大きいイベントは東京なんやろうなぁ。

(夫の日記より転載)
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