どろろ展

手塚治虫記念館で開催中の「どろろ展」を見て来ました!
説明するまでもなく、今回は映画「どろろ」公開にあわせた企画展です。
入口では地獄堂がお出迎え。いざ妖怪変化の世界へ!
どろろ展
映画「どろろ」の衣装。
紫は百鬼丸と多宝丸の母(映画では百合と名前がついている)の着物。原田美枝子さんだけど、なんだか見た目がちょっと悪役っぽい感じ。原作では哀れな母というイメージだけどどうなんだろう?
どろろ展

左端がどろろ(柴咲コウさん)の衣装。右端が醍醐景光(中井貴一さん)の衣装。真ん中の2つが百鬼丸(妻夫木聡さん)の衣装。
どろろ展

やっぱりコスプレにはしなかったようで(笑)シックで落ち着いたデザインです。

衣装デザインは黒澤明監督の娘さんの黒澤和子さん。
ここで展示されているやつはきっちり着せてあるので、見えませんが、百鬼丸の着物の鍵模様は中に着ている着物にちゃんと活かされていました。鍵模様のステンシル用の金絵の具を使ってスタンプを押すように鍵模様をひとつひとつ手作りで作ったそうです。そして、どろろの衣装は背中にトンボがデザインされているそうです。(ナビゲートDVDより)

百鬼丸の義手!!と妖刀「百鬼丸」
見どころはやっぱり鞘の義手を抜いて刀で戦う殺陣のシーンでしょう!
どろろ展

琵琶法師の琵琶。
他、映画のスチール写真や衣装デザインの原画などが展示されていました。
どろろ展

どろろ展

次は原作「どろろ」の生原稿!
その生原稿を見て手塚ファンの友人が気づいたのですが(じっくりよーく見てるなあ♪)醍醐景光の着物。最初は柄以外の部分が黒かったのですが、後で全部白く塗りなおした跡が。(たぶん、黒地に柄が入るとアシスタントが塗りつぶす手間が大変と判断したのでしょう^^;)他にも百鬼丸の旅たちのシーンで、後で寿海の手術シーンを描き加えたために鍵模様の着物を着替える前の白服に戻していたり…と。
どろろ展

どろろ展

どろろ展

「どろろ」といえば、1巻の百鬼丸とみおの淡い恋のエピソードが好きなんですが…。
原作読み返して、びっくり。みおが登場して死ぬまでがたったの6ページ!あれ~あれ~こんなに短かったっけ?
なんかこのシーンってついつい手塚ファンは妄想で話を膨らませてしまうのかも。「マンガ未来世紀」で萩尾望都さんが
たったの2行の台詞に感動をおぼえ、自分の中で妄想がふくらんでいった。以来マンガを読むと妄想癖がある。
とおっしゃっていたのですが、そっか~マンガで妄想するってこういうことなんだなーと納得。
どろろ展

どろろ展

展示の最後ではアニメ「どろろ」が上映されていました。これも杉井ギサブローさん監督だったんですね~。

右下は劇団扉座の舞台「浄瑠璃 百鬼丸」(虫ん坊2004年6月号参照)のチラシとパンフ。
どろろ展

実はこれ、行かなかったことをすごーく後悔しました。この時のどろろは「大人の男だったのがびっくりでした」と友人からのメール(笑)。
なんで観たかったかというと、これが横内謙介氏脚本だったからです。
横内謙介さんというと、手塚作品の舞台化を何度も手がけている方で、原作プラスアルファのおもしろさ。代表作が中井貴一さん&段田安則さん主演の舞台『陽だまりの樹』です。(1992年、1995年、1998年と三度も再演された作品)もう9年も前になりますが、銀座セゾンまで観に行きましたよ~!手塚良庵と手塚治虫の二役を中井貴一さんが演じられました。
その中井貴一さんが今度は映画「どろろ」の醍醐景光役とは!よくよく手塚作品に縁がありますよね。ちなみに中井貴一さんは手塚眞さんと同級生なんだそうです。
どろろ展

どろろ展

といわけで、最後にもういっぺん映画の宣伝。
どろログ


■先日オリバーソースの「どろソース」のCMに妻夫木クンが出ているの見ました。いや~「どろろ」がソースになるとはビックリですわ(^^;)

■1月5日に放送された番組「日本人が愛する世界の偉人」を見ました。手塚プロのお兄さんが「マニアが見るとちょっと違うってやつですなー」って言ってたけど、おいおい!ちょっと違うどころか、これかなり違うがな(^^;)いくら一般ピープルがわかんないからってここまでウソ描くな!手塚先生が複数の作品を同時進行で1ページずつ描いたエピソードって1950年代の話じゃあ…。話が20年くらいずれますがな…。


追記:コメントいただいた花果さんのブログのどろろ展レポート。とても詳しいです!是非こちらもご覧ください。
どろろ展 in 手塚治虫記念館~前編
どろろ展 in 手塚治虫記念館~後編


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://norimi.blog45.fc2.com/tb.php/125-7fc8af58