毎月第三土曜日は、大オオサカまち基盤(略して大バン)の定例会。先月の大バンの際、「来月は芝川ビルの復元テラスのお披露目会なんで予定しておいてくださいねー」とちよちゃんからのお知らせ。

今年に入って芝川ビルにはある変化がありました。増築した部分を取り払い、1927年の竣工当時の姿に戻そうという復元的リノベーションをおこなっていたのでした。
【⇒参照】大阪近代建築ブログ 気付きましたか?(ま)
▼増築部がある芝川ビル。(のりみ 画)
芝川ビル画

▼そして、こちらがこの度お披露目された、復元後の芝川ビルです。
復元テラス

復元テラス

そんなわけで、4月21日(土)の夕方より大大阪サロン2007in芝川ビルが開催されました。当初の予想をはるかに超え、60人以上の方々が集まる大盛況ぶり。大バンだけではなく、大阪ええはがき研究会大阪歴史博物館酒井一光さん、そして、青山ビル、北浜レトロ、生駒ビル、江戸児玉ビルなどたくさんの近代建築のオーナーさんが集まられました。
まずは、大オオサカまち基盤の高岡さん、ちよちゃんのガイドで芝川ビルツアー。
芝川ビルツアー

今回私がはじめて入らせていただいたのは、地下の金庫部屋!
金庫

この金庫が何十年もの眠りから覚めたとき、お金は出てこなかったそうですが(笑)中からなんとニッカウィスキーのボトルが出てきたそうです。これは、芝川ビルを建てた芝川又四郎氏がニッカの前身である大日本果汁株式会社の設立を株主として資金面で支えたからだそうです。
ウィスキー

復元の際に照明もできるだけ元の姿をとのことで作られたそうで、その鋳型も展示されていました。
ランプ

大オオサカまち基盤

4階までのぼり、今回の復元過程が説明された後、いよいよ復元テラスが公開!四角い窓は丸いアーチ状のテラスになりました。
復元テラス

ちよちゃんに「この上、のぼれるの?」と尋ねると
「のぼれるけど、すごーく怖いハシゴ上らなきゃいけないよー」
確かにこれは怖い。私は遠慮。
復元テラス

でもええはがき研究会のメンバーが代わりにのぼってくれました(笑)。
復元テラス

ひとしきり、テラスを楽しんだ後、隣りの部屋で開会式。
開会式

芝川ビルのオーナー芝川能一さん。
芝川能一さん

今回の復元的リノベーションに尽力した5人。
復元にかかわったメンバー

この復元のために参考にしたのはたった2枚の写真だったそうで、ゆえにたくさんの苦労もあったそうです。
テラス写真

上が竣工当時の2枚の写真。
下が今回復元後の写真。

我らが大バンのご意見バン、橋爪紳也先生
橋爪紳也先生

日が落ちてライトが点灯。
復元テラス

復元テラス

最後に大オオサカまち基盤のメンバー+アルファで記念撮影しました。
記念写真

復元テラス

大バンに入って半年。この思いもよらぬ人脈の広がりに驚き、嬉しく、感激している今日この頃です。今からちょうど一年くらい前、船場の近代建築に興味を持ち、一人で船場建築めぐりをしました。その時、御堂筋からたまたま見えた芝川ビルがすごいオーラを放っていたんです!何?この建物は?と思い、そっと扉を押して玄関まで入ったことがあります。あの頃はこんなイベントに参加できるなんて思いもよらなかったなー。ただただ近代建築が「好き」であること、そして「好き」とはっきり言うことによってこんなにも素敵な人や建物との出会いがある、なんて素晴らしいことかと思います。

なお、ライトやタイルについては一番にレポートを書いてくださった大阪ブックマークが詳しいです。

■過去に行なわれた大大阪サロンはこちら

【関連記事】
船場建築ぶらりツアー【その1】芝川ビル
北船場ツアー【その1】まちづくりとアート

■芝川ビルの写真はのりみのフォトギャラリーにたくさん載せています。

■芝川ビル公式サイト
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