生駒時計店地下室

生駒時計店は、明治3年(1870年)に『大坂屋生駒権七』『大権堂』という屋号で高麗橋4丁目に創業したところから始まります。 写真は創業者・生駒権七氏の肖像画と大権堂。
生駒時計店

その大権堂の商標は、生駒時計店の地下室に大切に保管されています。
商標

「生駒」から将棋の駒と生の字をデザインしたものや、生と馬をデザインしているのが実におもしろい。
商標

商標
明治の終わり、当時の大阪のメインストリートであった堺筋に「堺筋出張店」を開設。昭和にはいり、御堂筋拡張計画により本店の立ち退きに併せて、建てれれたビルが現在の生駒ビルヂングだそうです。
生駒時計店堺筋店

大正13年に撮影された航空写真。
真ん中の大通りが堺筋で中央の赤い点が生駒時計店。北には三越百貨店も見えます。
大正時代の航空写真

時計グラス

本

地下室には様々な時計や本が並んでいましたが、中でも嬉しかったのがこれ。
時計

以前、お送りいただいた写真を掲載いたしましたが、阪急ブロンズ大時計が出来た際、引き出物となった置時計が、この地下室にも陳列されていました。
阪急ブロンズ置時計



生駒伸夫さんが 昭和55年に生駒時計店に入社した当初、このビルは「古くて不便なビル」という印象だったそうです。しかし、取材や見学で訪れた人たちの「いいビルですね。大事にして下さいね。」という言葉が、この建物の価値を見直すきっかけとなりました。以後、生駒さんは近代建築やアールデコについて独自に勉強を始め「このビルも磨けば光るのではないか。」と考えるようになったといいます。

持ち主の人が大事にしないとどんどん無くなる近代建築…いえ、たとえ大事にしていてもやむをえず無くなるケースが多い中で、生駒さんのように愛情をもって守っている人がいることを、本当に嬉しく思いました。
カフェ

見学の後は、一階のMuu Muu&il Bar CENTRAL BANCO (ムウムウエイルバール・セントラルバンコ)でコーヒーをいただきながら小一時間ほどお喋り。
生駒さん、この度は本当にありがとうございました。
生駒時計店外観

生駒時計店外観

生駒時計店外観

生駒時計店外観

生駒時計店外観

生駒時計店外観

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