2007.09.23 芝川又衛門邸
芝川邸(外観)

9月22日より一般公開される芝川又衛門邸を見に行くため、博物館明治村に行ってきました。明治村に建造物を移築復原するのは、平成6年竣工の『大明寺聖パウロ教会堂』以来13年ぶりで、村内の建造物としては64棟目だそうです。
芝川邸(外観)

芝川邸は明治44年、西宮市甲東園に建てられた木造二階建ての洋風郊外住宅です。設計は武田五一。洋風を基調としながらも、和風の意匠も採り入れた建築です。阪神大震災でかろうじて倒壊を免れたものの、大きな被害を受け、住み続けることを断念した所有者から明治村へ譲られ、解体して保管されていました。資金難で明治村への移築保存は、困難を極めたそうですが、寄付やボランティアの方々のおかげで、ゆっくりと3年の時をかけて復原工事がおこなわれました。

そして、震災から12年のときを経て、9月22日の今日、明治村での復原公開が実現したというわけです。現地で手にしたパンフレット「明治村だより」vol.49には、今回の芝川邸移築の経緯が詳しく書かれていて、私はとても感動しました。
「何年先になるかわからないが、必ず復原します」
関係者の熱意と心ある人たちの協力があって、この芝川邸が蘇る日を迎えることができたのです。
芝川邸(ステンドグラス)

芝川邸(階段)

1階の客室・食堂。
芝川邸(1階)

天井は網代とヨシズの市松模様。
芝川邸(天井)
芝川邸(暖炉)

お風呂の天井にある換気口には虫の模様がデザインされています。
芝川邸(風呂換気口)

芝川邸(タイル)

螺旋階段をのぼって二階へ。
芝川邸(階段)

芝川邸(階段)

芝川邸(階段)

芝川邸(天井)

和室のふすまを開けると…
芝川邸(和室)

中にはなんと暖炉が!
芝川邸(和室)

芝川邸(和室)

こちらの天井も網代とヨシズの市松模様。
芝川邸(天井)

芝川邸(道具)

渦巻き模様の漆喰に、金色塗装が施されています。
芝川邸(壁)

屋根裏部屋へ続く階段。今回は屋根裏部屋は非公開でした。
芝川邸(階段)

1階ベランダ。
芝川邸(外)

芝川邸(外)

芝川邸(外観)

芝川邸(外観)

芝川邸(外観)

芝川邸(外観)

芝川邸(外観)

現在のところ、芝川邸は建物ガイドのある時のみの公開です。見学の際は、明治村公式サイトをチェックしてみてください。
【参照リンク】

■のりみ通信 芝川又衛門邸公開

■大阪近代建築BLOG 博物館明治村「芝川又右衛門邸公開特別企画展」開催のお知らせ(千)
■博物館明治村 『芝川又衛門邸』一般公開のご案内
■博物館明治村 ボランティア会 芝川邸復原レポート
■神戸新聞 西宮で被災の「旧芝川邸」 愛知で復元
■神戸新聞 西宮・旧芝川邸10年経て復元 震災で解体 愛知・明治村に
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