5月に初めてガイドを務めた大阪商工会議所主催の「大大阪レトロ建築ツアー」。近代建築のツアー自体は大好評で、定員の3倍以上の申し込みがあり、近代建築に対するニーズがいかに高いかを知ることになりました。しかし私自身の初ガイド体験は実は反省点も多く、自分の近代建築に対する知識レベルの低さ、ガイドとして人に話すことの難しさを実感しました。何よりも実感したことは「自分にとって血肉になっていない知識は人前で喋れない」ということ。いくら前日に『大大阪モダン建築』を熟読しても覚えられないし、ペーパー無しで喋るなんて到底無理。でもペーパー有りだと自然な言葉で喋れないし、何よりお金を払って来てくださっている不特定多数の客さんを前に話すというのはかなりのプレッシャーで、一緒にコンビを組んでガイドしたちよちゃんの助けが無ければ到底乗り切れませんでした。

そんな中、秋にもガイドをお願いします、という依頼がありました。
私の近代建築ガイドに対する不安を高岡さん、ちよちゃんに話していたところ、高岡さんからこう言われました。

「じゃあ、手塚治虫ゆかりの地だったらどう?」

私にとってそれは思ってもみない展開だったのですが、手塚治虫ゆかりの地のガイドとなればバッチリ専門知識はあるし、十分ガイドできます。
そもそも虫マップの原点は手塚治虫が生まれ育った地・モダン文化都市・大阪との関係や影響であり、それをそのまま語ればいいなんて願ってもない話です。

近代建築の面白さのひとつは歴史ある建物にまつわるストーリーだと思います。前回のツアーではいかに「ストーリー性のあるガイド」を展開するかに悩んだのですが、手塚治虫ゆかりの地ツアーであれば、それこそ私なりの「ストーリー性のあるガイド」が出来るんじゃないか。今、私が大バンで拘わっている船場大阪や中之島の建築などもからめて話せば、絶対面白いガイドが出来る!

折りしも秋は手塚先生の生誕80周年であり、タイミングとしてはちょうどいい機会です。
そんなわけで、私がガイドする手塚治虫ゆかりの地ツアーが実現する運びとなりました。
詳しくは9月9日のリリース日に公開いたしますが、10月18日(土)に大阪・船場・中之島に残る手塚治虫ゆかりの地をガイドします。

適塾除痘館跡石原時計店朝日ビルディング旧毎日新聞社ビル跡、大阪大学跡地、大阪市立科学館のツァイスⅡ型プラネタリウムなどを見て歩く約3kmのコースです。イメージとしては中之島沿いの道を東から西へひたすら歩く感じです。また、これにあわせて中之島、船場エリアの手塚治虫ゆかりの地のマップ(A3、6つ折り)を作成する予定です。内容は「虫マップ」からチョイスして新たにまち歩き用に構成した内容を考えておりますが、このマップは今後、まち歩き企画などで活用していきたいと考えています。
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