実はこのエントリー書こうかどうか迷ったのですが、最近「まちづくり」についていろいろ思うところがあるので書くことにしました。

さて、逸翁美術館をあとにして、池田文庫まで戻ってきました。ここから北にてくてく歩いていくとこんな風景が…。

池田城跡公園

何て言えばいいんでしょう!?いかにも、「○○映画村」とかにありそうな、遊園地にあるような、テーマパーク的な…。ここで私は、谷中M類栖の「赤穂と日生~古さ考」でm-louisさんが「古さ」を新しく装った町並みにまるでカメラのレンズを向ける気になれないと書いてらっしゃったのを思い出したんですが…。なんとまあこれは全くもって「古さを装った新しいもの」としか言い様がありません(^^;)

しかしとりあえず興味本位で入ってみたところ…
池田城跡公園

………。

すみません、いや~これ笑っちゃうしかありませんよ(^^;)このどっからどう見てもパースが狂っているようにしか見えないにちっちゃ~い“城”!
もうちょっと拡大してみましょう。
▼人と城の大きさを対比してみてください。
池田城跡公園

これ、なんだかわかります?城の形をした展望台なんです(^^;)う~む、なんというニセモノチックな城!これはあくまで「櫓風展望休憩舎」であって当時(室町時代~戦国時代)の池田城がこんな形をしていたワケではありません。この池田城跡公園建設にあたってはあれこれ調査した上で建てたらしいんですが…。池田ジモティ・ゴリモンさんによると当時の池田城は平屋造りで天守閣が無かった時代らしんですが「忠実に建物を再現するだけじゃお城っぽくない」という理由で急遽このような天守閣付きの展望台になっちゃったそうで…。

そして、この池田城跡公園。これだけじゃありません!
文学碑

文学碑

「文学碑」って…(汗)。

いや、いや、誤解しないでください。私はこのドラマ「てるてる家族」大好きだったんです。その証拠に今も携帯の着メロが「ブルー・スカイ・ブルー」だったりするんですが(^^ゞでもね、この作品を好きだったがゆえに言いたいのはですね、この手の活動ってもっとミーハーなノリでやって欲しいんですよ。

そもそも朝ドラや大河ドラマで町おこしってのはまあよくある話で、ドラマの舞台になったら途端に町が活気付きます。

例えて言うならわが京阪沿線では昨年は「義経列車」が走っていたし、京阪三条駅にはこんな▼義経と弁慶の等身大人形!
義経&弁慶

一昨年は、「おけいはんと行く新選組」なんてキャッチフレーズで三条にはいたるところに浅黄色ののぼりが…

町おこしにかける熱は地方に行けいくほどすごいもので、昨年8月に土佐高地を訪れた際は、まだ放映開始まで4ヶ月以上もあるというのにいたるところで「かずとよくんとちよちゃん」ののぼりを見たのでありました。
かずとよくん ちよちゃん

私自身相当なドラマ好きなので、思いっきりミーハーな気持ちで「ドラマの舞台」に行っちゃったりするんです。

だから“ドラマで町おこし”大いに結構じゃないの、って思うんですがね。でもさ、まず「ドラマにちなんだ○○」を外野がやる場合ってどうやっても二番煎じでしょ?どういう方法をとったところで便乗にしかならないし、ミーハーなやり方でしかできない。だったらもう徹底的にミーハーなノリで欲しいと思うワケです。

ところでさきほど私は地方における町おこしにかける熱はすごい!と書きましたが、それはもうすごいエネルギーを感じます。地方は観光が最大の収入源であるゆえに、「生き残りをかけた必死さ」があるといいますか。その数少ない成功例が鳥取の「水木ロード」なんだと思います。そして、その熱のすごさは土佐高知でも感じました。現在放映中の「巧妙が辻」の舞台であることはいうまでもないことですが、地元の英雄・坂本龍馬関連の町おこしはとにかくすごい!空港の名前からして「高知龍馬空港」ですからね(笑)。展示資料館だけでも「高知県立坂本龍馬記念館」「龍馬歴史館」「高知市立龍馬の生まれた町記念館」と県内に3つも。そして、坂本龍馬先生像、龍馬街道、喫茶龍馬、龍馬専門店、龍馬ビール、龍馬アイス、龍馬せんべい、龍馬饅頭、ひとくちりょうま…なんでもかんでも「龍馬」ってつけりゃええってもんなんかい!(^^;)と突っ込みたくなりますが(笑)、このノリには感心すら覚えます。まあやるならここまで徹底した町おこしをやって欲しいですよね。

龍馬脱藩ゆかりの道

龍馬アイス

▼龍馬歴史館の看板。ジャンボ龍馬や~(^^;)
龍馬歴史館看板

▼龍馬歴史館なのに何故ガンジーのロウ人形!?
ガンジー

▼龍馬歴史館なのに何故マリリンモンロー!?しかも下から風まで吹いてました(大笑い)
マリリンモンロー

▼高知では「新選組!」の主人公は坂本龍馬なのね(^^)
「新撰組!」高知限定ポスター

▼山に向かって飲んではダメか?
海に向かって飲もう!

余談になりますが、旅館で夫が仲居さんに聞いた一言
「高知の人ってみんな坂本龍馬先生って呼ぶんですか?」
「言いませんよ!」

ははは、歴史人物ってやっぱり呼び捨てですよね(^^;)いや~私ら手塚ファンは「手塚先生」って自然に言っちゃうんですが、ファンじゃない人はやっぱり呼び捨てになっちゃいますよね。(手塚先生の場合は亡くなってまだ十数年だから歴史の人物扱いにするかどうか微妙なラインではあります。というか、私はいつも手塚がらみの文章を書くとき手塚先生に敬称をつけて書くべきかで悩んじゃうんですが…。(私はそもそもリアルタイム世代ではないので)

話が脱線しました。坂本龍馬関連ではまた改めてエントリーしたいと思います。

■ところで、本題の池田城跡公園ですが、西日本なんでもまさぐる会の第7回レポート「新築・池田城!」をあわせて読んでいただけると、なおいっそう楽しめるんじゃないかと思います。私はもうゲラゲラ大笑いさせていただきました(^^)

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