2006.04.24 寺田屋
4月9日、花見を兼ねて京都は伏見の寺田屋を訪れました。春爛漫。天気も良好、行楽日和。というわけで、もうものすごい観光客がワンサカ。
寺田屋

寺田屋

▼寺田屋付近の豪川
豪川

ここは坂本龍馬の定宿、そして龍馬が襲撃された事件で有名な場所です。歴史については私が説明するまでもありません。でも、歴史がまるっきりわかんな~い!て人にもちゃんとガイドがいます(笑)。このように何十分かおきにミニ講演会がおこなわれ、寺田屋騒動と龍馬襲撃事件について豆知識を教えてくださいます(^^)

寺田屋

寺田屋

寺田屋

寺田屋

寺田屋

寺田屋

寺田屋

▼お龍さんが龍馬に危機を知らせるために走った裏梯子
寺田屋

寺田屋

▼龍馬の愛室です。
寺田屋

寺田屋

寺田屋

ところで、案内パンレットを見てびっくりしたんですがね。
「宿泊の案内」ってあるんですよ。
えっ!?泊まれんの?今でも?
ただし素泊まり 6,500円也
酒、食品の持ち込み禁止、全館禁煙禁酒。
だそうです。そりゃまあ、史跡に泊まるとなるとしょうがないですよね。
寺田屋

寺田屋

寺田屋

寺田屋

寺田屋

それにしてもこの寺田屋!なんというミーハーなノリでしょう(笑)。
室内にも屋敷の外にもこのように絵馬が…。
寺田屋

寺田屋

そして、室内にも『おーい!竜馬』のセル画が飾ってあります。
寺田屋

同じく幕末の史跡である適塾とは大違いです。適塾のほうはミーハーっぽさのカケラも無いとまでは言いきれませんが、やはり展示内容がすご~く真面目ですよね。いえいえ、どっちがいいとか悪いとか言いたいのではありません。より現代人に親しみやすい施設であるか、あるいはこれでもかってくらい学問を追及するか、両方それなりの良さがあると思います。私はこの雰囲気が全く違う寺田屋と適塾、両方好きなんですが、皆さんはどう思われますか?

▼寺田屋の周辺
寺田屋周辺

寺田屋周辺

寺田屋周辺


で、さきほどミーハーなノリと言いましたが、これには今も衰えることの無い坂本龍馬の人気があります。司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』をはじめ、ドラマ、マンガ、小説などいろいろなジャンルで描き続けられる坂本龍馬。おそらく多くの日本人が「坂本龍馬」に対してヒーロー像を投影して見ていると思うんですよね。もちろん私もその一人です。でもこのヒーロー像ってやっぱり「フィクションの世界の坂本龍馬」なんじゃないでしょうか?つまり、多くの人は「実在の歴史人物・坂本龍馬」…ではなく、「幕末のヒーロー・坂本龍馬」として見ている。既に歴史の人物となり、その人となりを知る人が誰も生きていないとなると、残された直接の文献資料を読むところからその人となりを知る人はまず稀ですよね。もちろん司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』はかなりの部分において史実に基づいてはいますが、やはり小説である以上そこにフィクションが入るわけで。

そして、歴史というももは往々にしてそういうものだと思います。つまり、今、私達が思い描いている歴史人物の姿は半分は史実であっても半分はフィクションだということ。例えば坂本龍馬は小さい頃は泣き虫だったって言われていますが、本当にそうだったか誰が確かめられます?手塚先生だって本当は苛められっ子じゃなかったんですから。

これは、今や既に「歴史の人物扱い」になりつつある手塚先生にだって言えることです。もっとも手塚先生の場合はご自身が自分の人生をフィクションで語っちゃうものだから、さらにウソが多くなってしまうワケですが…といわけで次回は北野高校で行われた講演会「手塚治虫は六陵人!?無視できない手塚治虫史のウソ」のレポートです。

■蛇足
余談ならが史学科卒の夫の話。
ゼミの発表である同級生が坂本龍馬についての発表をしたのですが、レポートの参考資料文献に『おーい!竜馬』って書いたそうです。教授は「なんですか?お、おーいりょうま…???」
夫はもう笑いをこらえるのに必死だったそうな。
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