祇園祭の宵山に行ってきました。
京阪祇園四条駅に到着し、まずは先斗町を北に向かって歩きました。

先斗町1

先斗町2

先斗町3

先斗町から鴨川をながめる

先斗町 路地

▼先斗町歌舞練場
先斗町歌舞練場3

先斗町歌舞練場5

先斗町歌舞練場2

先斗町歌舞練場4

先斗町歌舞練場6

歌舞練場全景を鴨川べりから眺めた後は西へ。
▼坂本龍馬寓居跡の「酢屋」坂本龍馬寓居5

材木商「酢屋」は創業280年の老舗店で現在も続いているそうです。龍馬が近江屋で襲われる直前、ここに身を寄せていたそうです。主人・酢屋嘉兵衛と親しかった龍馬は、ここを海援隊の京都本部としていました。1階は創作木工芸のお店、2階が龍馬ギャラリーになっています。

坂本龍馬寓居2

坂本龍馬寓居3

坂本龍馬寓居4

坂本龍馬寓居1

ついつい三条まで歩いてしまったので、今度は新京極商店街を通って四条まで戻りました。混雑する四条通りを歩いていると携帯が鳴り、夫が烏丸に到着。長刀鉾の前を待ち合わせ場所に指定して大失敗。で、ここからはいつものごとく夫のミクシィ日記より転載です。



▼長刀鋒
祇園祭長刀鋒

16日は祇園祭の宵山だった。だから、近年にはあり得ない事ではあったが、18時そこそこに会社を退出させてもらい、一路、嫁さんの待つ四条烏丸へと急行した。

阪急の電車内は芋の子を洗うが如きラッシュ。みんな宵山に行くのであろう、烏丸駅で一気に人々は吐き出され、ホーム内から改札・出口あたりは、まるでテレビで見る60年安保の新宿西口を彷彿とさせる様相であった。

地上に上がっても人だらけ。暑い!熱い!
みな浴衣や作務衣、Tシャツばかりで、スーツ姿は浦メのみだ。夕闇に浮かび上がる長刀鉾の提灯明かりをバックにするには、あまりにも相応しからざる服装だ。
しかし一旦家に帰って着替えて来るわけにもいかなんだんやし、こいつぁしょうがねえ。

▼長刀鉾の祇園囃子


その、長刀鉾の真下で藍色の浴衣姿の嫁さんと待ち合わせたのだが、なんせ濁流のような人波で、お互い姿は見えても相手方の岸まで辿り着けずという状況。織姫・彦星伝説を何百万分の1にまで縮めたような図柄なり。大体が長刀鉾なんて一番人気の鉾の下を待ち合わせにしてんのが失敗だったんだな。

今まで宵山というと、大概は人通りの賑やかな、役行者山・黒主山・鯉山のあたり、すなわち室町通ばかり歩いてたのだけど、今年はちょいと趣向を変えて、端っこの方、新町通~油小路通の伯牙山・芦刈山・油天神山・太子山・木賊山を見て歩いた。

さすがにこちらは人通りもそう多くはない。大通りの喧噪も、それはそれで賑やかで、まさに祭りで良いのだけど、こういう静かな人通りも、まるで京の小路の奥へと彷徨い込んだみたいで実に風情があっていい。
あ~、ちくしょう、ゾクゾクしてきやがった。これで小路の角曲がったら浴衣の童たちが線香花火でもしてようもんなら、浦メは完全にノックアウトされてたね。

▼綾傘鉾
祇園祭 綾傘鉾3

祇園祭 綾傘鉾2

祇園祭 綾傘鉾1

祇園祭 伯牙山

伯牙山の近くで、「杉本家住宅」の一般公開をしていたので、近代レトロ建築に加えて最近は京の町家建築にも食指を伸ばしている嫁さんに連行された。
連行されたといっても、浦メも京都の町家は大好きだから、ちっとも苦にならない。

杉本家住宅2

脱靴してすぐ左手、裸電球のような柔らかい照明の、ほの暗い日本間に入ってまたもやゾクゾクさせられる。いい。この暗さは実にいいぞ。

杉本家住宅1

坪庭の暗黒に、ボウと浮かぶ石灯籠。簾越しに見る和室の幽玄。使い込まれて年季入りまくりの「おくどさん」(かまど)。部屋の端や廊下にはクーラー・扇風機ではなく氷柱。
いいなぁ~。町家サイコー!!

杉本家住宅3

祇園祭 町家1

祇園祭 町家2

祇園祭 町家3

祇園祭 町家4

祇園祭 町家5

祇園祭絵皿

祇園祭 芦刈山

祇園祭2

祇園祭屏風祭

祇園祭3

祇園祭4

▼月鉾
祇園祭 月鋒

ここまで来て、我々は強烈な空腹を覚えた。晩飯はどうするべえか?
屋台の食べ歩きもいいんだが、結果高くつくしのぉ。それに大した味でもあらへんし。
で、ホンマに偶然たまたま、四条西洞院下ル・三井ガーデンHのトイメンにある「HAMBURG LABO」に入った。

宵山まで来て晩飯がハンバーグかよ、とも思ったが、なんせ腹減ったのと、足も重かったのとで、兎に角どこでもええさかいに入ろうやと入ったわけ。

結果は大正解であった。

店は、手前がカウンターで、奥にテーブル席。我々は二人だったのでカウンターに通された。
カウンター席からは調理風景をライブで見る事ができる。
シェフは黒い襟シャツに黒いパンツ、パナマ帽を斜に被ったどことなく長瀬智也みたいなお兄さん。
サラダ・付き出し担当は同じ黒シャツにベージュのチューリップハットを被った若い兄ちゃん。

ハンバーグラボ3

あ、こりゃ若い女性向けのお店だね。
しかし宵山だからかもしれないが、お客の中には燻し銀のナイスミドルもいる。ビールはYEBISU。
これは意外と期待していい店なのではあるまいか?

ハンバーグラボ4

で、最初に出てきた付き出し(当たり前だ。付き出しがラストに出るか!)にビックリ。
手捻りの品のいい器に乗って、鮪のタルタルソース和えと温泉卵のイクラジュレ寄せがやって来た。こりゃなんじゃ!美味いぞ!!いきなり先制パンチやないけ!

ハンバーグラボ1

シャキシャキのサラダの後に、真打ち登場。迫力のハンバーグがアツアツの湯気を立てながら、さあ俺を食ってくれと言わんばかりに眼前にドンと現れてくれた。

ハンバーグラボ2
おっと忘れちゃいけねえ、その間、手際よくハンバーグを作る長瀬智也似の兄さんの、そのスタイリッシュな事よ。
嫁さんの目がハートになってやがる。こりゃ、こっちを向かんか。

浦メは京都ポークのバーグを、嫁さんは黒毛和牛のを、それぞれ戴いた。
チューリップハットが、「ソースもお付けしておりますけど、しっかり味ついてますのでソース無しでもお召し上がり頂けますよ」と可愛らしい笑顔で言ってくれたので、そのまま食べてみる。

なんちゅう美味さだ。確かに、ソース無しでも十分過ぎるくらいイケる。
ボリュームたっぷりの柔らかいミンチ肉、口中に迸る甘味溢れる肉汁。こんなの食った日にゃあ、ガストのハンバーグなんざとてもじゃないが食えやしねえぜ。
デザート込みで、ビールも飲んで二人で5,000円程度。リーズナブルだ。水曜日定休で、昼は11時半からランチもやっている。

瓢箪から駒どころか、瓢箪からハイセイコー。瓢箪から赤兎馬である。帰りに長瀬智也に思わず謝辞を述べた。

暑かったけど、いいものを見、いいものを食えた満足の一夜であった。

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