昨年に引き続き、今年も手塚治虫ゆかりの地ツアーを開催する運びとなりました。
今回はOSAKA旅めがね主催でやらせていただきます。
多数の方のご参加をお待ちしております!


【参照】
「虫マップ―手塚治虫ゆかりの地を訪ねて」
「大阪発見まちあるきツアーマップ 手塚治虫と大阪」(PDFファイル)
tezukamap.jpg



OSAKA旅めがねプレミアムプログラム
「手塚治虫ゆかりの地めぐり」


『陽だまりの樹』の舞台となった適塾、同級生が社長を務める石原時計店、少年の頃、通い詰めた電気科学館のプラネタリウム…。大阪の北船場・中之島界隈には手塚先生ゆかりのスポットが数多く残ります。漫画やエッセイに描かれたエピソードを紹介しながら、手塚治虫ゆかりの地を記した「虫マップ」作者・田浦紀子がご案内します。大阪市立科学館では、秘蔵の手塚先生直筆画を見せていただく予定です。

日時:2009年10月24日(土)10:00~12:30頃(要申込・約2時間半)
コース:
  淀屋橋港→適塾(内部見学)→除痘館跡→石原時計店(内部見学)→朝日ビルディング→旧大阪大学医学専門部跡→大阪市立科学館(内部見学)
集合:淀屋橋港水上バスのりば
  解散:大阪市立科学館
  (解散後展示場を自由見学 最寄駅:渡辺橋駅・肥後橋駅)
参加費:2980円(ガイド代、保険料、お土産代、施設入館料含む)
お土産:千成一茶の銘菓プラネタリューム
定員:20名
申込み:OSAKA旅めがね
  電話での申込み:06-6120-3277(申し込みは催行日の二日前まで)

※このプログラムは㈱手塚プロダクションとは関係ございません。
 ツアーに関するお問い合わせはOSAKA旅めがね事務局までお願いいたします。

手塚治虫ゆかりの地ツアーハガキ(裏)

手塚治虫ゆかりの地ツアーハガキ(表)
↓夫が書いてくれた去年の手塚治虫ゆかりの地ツアーの感想文です。手前味噌ですが、雰囲気が伝われば^^

えらく狭い範囲で、幕末から近未来までを辿る

家内が大阪市内の手塚治虫ゆかりの地ツアーのガイドをやるというので、その予行演習に付き合った。

淀屋橋で集合し懐徳堂跡→愛珠幼稚園(銅座跡)→除痘館跡→適塾→石原時計店→朝日ビルディング→大阪市立科学館という行程を見て歩きした。

適塾は、昔家内と一緒に見学して以来だ。手塚先生の『陽だまりの樹』のカットが額装されて展示されていたのだが、どうやら仕舞いこまれたようで、見当らなかった。それはともかく日本家屋の気持ち良さを満喫する。幕末は、温暖化もエルニーニョも関係なかったろうから、夏場は涼しかっただろうなぁ。 しかし、学生部屋は一人あたり畳一畳が割り当てられたというから、それこそ「男だらけの蘭書大会」で、やはり暑苦しかったか。

それにしても解説文によると、1冊しかない辞書『ヅーフ・ハルマ』を学生らがビーチフラッグの如く奪うように見合い、しかも他人に聞くのは恥としてあくまでも自分で考え、頭の中で工夫して、必死に担当章節を訳したというのだから敬服置くあたわざるだ。

ラストの大阪市立科学館も久しぶりだ。「水戸黄門」の西村晃氏の親爺である西村真琴博士が造った東洋初のロボット「学天則」(映画「帝都物語」にも登場)が、入り口の方に移動していた。昔行った時は、もっと奥の方に鎮座ましましたはずだ。夜中に自力で移動したのか?(アホ)

この学天則、昔は動かなかったけど、今は時間がきたら動くというんで、じっと待つ。やがて学天則は、ゴム動力で静かに、哲学的に動き出した。あの表情の変化具合といい、両手の動きといい、「哲学的動き」としか形容しようがない。しかし、あの独特の表情で静かに動かれると、ガキの頃だったら間違いなくトラウマになってたろうな。なんせ太陽の塔に怯え、ジャンボマックスに怯え、直立歩行するげっ歯類・ミッキーマウスの着ぐるみに怯えた多感な少年だったから(今は単なる飲んだくれだが)。

その後、手塚先生の友人(その友人というのが、淀屋橋の石原時計店社長なのだ)に連れられ、魅了されたというツァイスⅡ型プラネタリウムを間近で見学。これは、手塚先生の初期マンガ『漫画天文学』にも登場している。

学芸員の加藤賢一さんに連れられ、上映中のプラネタリウムの舞台裏と思しき事務室へ。そこで、1987年に電気科学館50周年を記念して講演された手塚先生が描かれたイラスト(アトム、ヒゲオヤジ、そして初見であるアトムがプラネタリウムで鼾をかいている画)、先述の『漫画天文学』の1カットの拡大コピーに赤ペンでサインされたものを見せていただいた。我らファンにとっては極めて貴重なり。こうしていつまでも新発見があるのが、手塚ニアンとしては嬉しい限りだ。

加藤さんも、紳士かつホンモノの科学大好き少年といった趣で、その人となりに感じ入った。館内の展示にあったのだが、湯川秀樹博士在職中の阪大理学部が、原子を分解するためのゴツイ機械を開発した。この50年代・60年代テイスト満点の機械はなにかの手塚マンガに描かれたという。 なんだろう?『魔神ガロン』で、ガロンを起す時の機械がこれと似てたような…しかしアトムにはこういう機械はしょっちゅう出てきたような気もするし…。 ぜひ、どの作品に登場したか、ご教示願いたいものです。

昔行って遊んだのを思い出して、実に楽しかった。幼少の砌にここを知っていたら、少しは理科に興味を持てただろうかな?でも、結局は文学中年になってたんだろうな。ここは少なくとも小学生は全員訪問すべきだ。私のような文系がワクワクすんだから、いわんや童をや。

家内の予行演習とはいえ、手塚治虫と近代建築を縦糸横糸に、幕末から近未来までを旅する事ができた。しかも大阪市内の、えらい狭いエリア内で。歩くってのはいいもんだ。
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