11月3日。今日は手塚先生の誕生日、というわけで宝塚に行ってきました。

5日はナカノシマ大学、7日は手塚ファン大会。
今週は二日おきに手塚イベントです(笑)。
ちなみにナカノシマ大学では「大阪発見まちあるきツアーマップ 手塚治虫と大阪」を200人の聴講者に配布していただけることになりました♪
そして、手塚ファン大会では第2部で私が「手塚治虫と大阪」をテーマに研究発表させていただきます!
20人の前では喋るのはガイドで馴れたけど200人の前で喋るのは初めてだから緊張するな~><


さて、今日のレポートはいつものごとく筆の早い夫の日記から転載です。

宝塚音楽学校旧校舎


「手塚ワールドで音楽三昧♪」という、イベントに行ってきた。嫁さんと、マイミクのMさんが一緒だった。

手塚ワールドで音楽三昧


手塚先生の誕生日と、手塚治虫記念館15周年を記念して、宝塚市の主催で大阪音大と手塚プロの協力のもと、宝塚音楽学校旧校舎にて、手塚作品に因んだ音楽を、タップリと滝行の如く浴びようじゃないか、というイベントなのだ。

大して宣伝もなく、手塚プロの公式サイトにも直前まで出ていなくて、嫁さんがたまりかねて自分で書き込んで今日のイベントを宣伝したぐらいだから、動員はそんなにないだろうと思いきや、200名の椅子がほぼ埋まっていた。へえ~。

宝塚市長さんの挨拶で開会。まあ挨拶が今の市長で良かったよ。前の市長は収賄で捕まったからな、そんな輩に手塚世界を云々されるのはまっぴら御免だ。

続いて、宝塚市観光大使・「リボンの騎士」サファイアが2人、舞台に上がって挨拶。これは一般公募で募った、宝塚をPRするコンパニオンで、必ずしも原作のサファイアとクリソツというわけではないが、歌劇もイメージしたであろう華やかなコスプレで、麗しく可愛らしかった。

サファイア親善大使

やはり宝塚だからね。アトム大使ってのもあるけど、ここはサファイアだよ。大使といってもこれがマグマ大使だったらなかなか辛いからな。

第一部は、まずバイオリン・ビオラ・チェロの弦楽四重奏による手塚ソングメドレー。
リボンの騎士、B・J、三つ目がとおる、ジャングル大帝が演奏された。オーケストラに慣れてるせいか、却って新鮮だった。

続いて名作「紙の砦」朗読&ピアノ即興演奏。
朗読なんていうから、椅子に座ってピアノをバックにラジオドラマの如くやってくれるのかと思ってたら、なんと寸劇だった。
舞台の袖側に据え付けられた大型スクリーンには、寸劇の展開に合わせて同作品の原稿が次々と映し出され、聴衆の理解を助けてくれた。

主人公を演じた音大生クンのビン底眼鏡が眩しい。
場面に合わせた即興ピアノも素晴らしく、なかなか良かった。しかもこのピアニストは、演奏だけでなくいきなり軍事教練の教官を演ったりしてくれてビックリだ。まるで山下洋輔のピアノ乱入だぜ。
ヒロイン京子ちゃんを演じた音大生もガッキー似で可愛らしかった。

第1部のトリを飾ったのは、ピアノ連弾による「展覧会の絵」とショパン「ピアノ協奏曲第1番第1楽章」。
「展覧会の絵」は、言わずと知れた手塚先生の実験アニメーション「展覧会の絵」に因んで。
ショパンは、これまた小粒ながらピリリと珠玉の(どんな表現だ)「虹のプレリュード」に因んで、だ。
セレクトの渋さもさることながら、ピアノ連弾という珍しい構成がグッドであった。


第1部が終了し、15分のインターバル。 すると、3階からいきなり神主さんが2人、降りてきはった。
あれ、この上で神式の結婚式でもやってたんかいな?変わってるな~
と思いつつ、第2部が始まるので席に着いた。

すると、現代雅楽による「フィガロの結婚」をやるという司会の紹介に続いて、先ほどの神主さん2人が、衣冠束帯でしずしずと舞台にお出ましになったではないか。
場内には静かなるどよめきが波打った。

現代雅楽っていうと、東儀秀樹みたいなもんか。正直、笙と竜笛によるフィガロは難しかった。フリージャズのような難しさだった。

続くアリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々」はメロディもよくわかって、なにより2人のうち、真っ白な神主さんがピアノを奏でる姿が、極めて不思議な光景で楽しめた。

このお二人は現役の神主で、且つ兄弟だという。何回びっくりさせてくれよるんや。

続いてはギターソロによる「どろろ」「海のトリトン」。
ユニークではあったが、やはり浦メとしては少なくとも「トリトン」はオーケストラでいってほしかったな。ハコの広さ上、オーケストラが無理なら、作曲の鈴木コルゲン宏昌はJAZZピアニストなんだから、弦楽による4ビートでも良かったかもしれん。

本日の大ラスは、ゴスペルグループによるアンサンブル。
「ハレルヤ」「For away」「シーズン オブ ラブ」そして「鉄腕アトム」と繰り広げられ、さらにフィナーレには、第1部からの出演者が舞台にズラリ並んで、聴衆も参加してのアトム大合唱。

おおっ、神主さんもいるではないか!バイオリニストの隣で竜笛を吹いてらっしゃるではないか! やはり不思議な光景だ。


この日は、手塚ファンでつい最近ファンクラブに入ったというGirlとも知り合いになれた。
彼女は、今週土曜日の手塚ファン大会atTOKYOにも夜行バスで参加するという。
若いっていいな~と溜め息つくと同時に、こんな若い人が(平成生まれだよ、平成!!)手塚ワールドにハマってくれてる事がなにより嬉しかったぜ。

文化の日にあって、実に文化的な一日であった。

アトム@記念館

手塚先生の誕生日1

手塚先生の誕生日2
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