手塚ファンの皆様、本当にありがとうございます。
前回の記事にメールも含めて10人以上のファンの方がコミットして下さいました。
とにもかくにも、私だけが大声をあげて空回りしている状態にならなくてよかったです(T0T)
たとえ何も変わらなかったとしても、私と同じ熱い気持ちを持っている手塚ファンの皆さんがいることが本当に嬉しいです。

そして、公式サイトの管理者様からも短いながらも返信いただきました。
無視されることを覚悟してたので、たとえ何も変わらなかったとしても、真摯に私の話に耳を傾けて下さったことに感謝します。

http://tezukaosamu.net/jp/post/137.html

ワーッと一気に書いて後から読み直すと…なんちゅう青臭い理想論語ってるんだ、私は!なんて恥ずかしくなったりもしてるんですけど(笑) それでもハッキリ言うのと言わないのとでは大きな違いがあると思います。
希望を捨てずに何かが変わることを期待したい、と思っています。
なぜなら手塚プロの中には、私が知っている限りたとえ少ない人数であっても本当の手塚ファンがいるからです。
そういう意味ではまだ手塚プロに諦めがつかないんでしょう、私は。
まあ、そんな歯に衣着せぬ物言いで理想論を語れる熱い手塚ファンがいたとしても… 苦笑はされても嫌われることはないかな、と思っています(^^)

公式サイトの掲示板のほうを読んでくださってもいいですが、少し編集してまとめましたの。
私の長文の青臭い理想論にお付き合い下さる方は下のread more▼をクリック!
かつて、手塚治虫記念館が開館した94年4月には何千人の手塚ファンが並びました。
2003年4月7日のアトムの誕生日は平日にも拘わらず、おしくら饅頭するくらいファンが手塚治虫記念館に集いました。
今やその手塚治虫記念館が閑散としている理由がわかりますか?
それは、展示内容に変化がないだけでなく、「手塚治虫記念館に行って、記念館の○○さんの話を聞きたいわ」とファンが思えるキーパーソンがいないからです。
そして、手塚治虫記念館に手塚ファンで集まって盛りあがろう、という動きにも繋がらないからです。
かつての記念館にはおられました。
業務の最中に私の話を1時間聞いて下さる方がいました。
その人に会いたいがために毎月記念館に通った時期もありました。
本当に、たった一人でも来館者に「ようこそお越し下さいました。あなたはどんな手塚作品が好きですか?これは手塚先生がこんな時に描いた作品です。」と積極的に声をかけて下さる、ファンの話を聞いて下さる、熱い手塚先生への愛に溢れた人がいれば全然違うのに、と思います。

これと同じことが、手塚プロダクションにも、手塚公式サイトにも言えるんです。
要は気持ちの問題だけなんです。
人は財産であり、企業にとっては人の心も商品なんです。
もう無くなったかつての初台の手塚ワールドにもキーパーソンとなる店長がおられて、彼女に会うためにショップに行き、その度に手塚グッズをわんさと買い込みました。
今はKYOTO手塚ワールドにすら行きたいと思いません。
そこにカリスマ性のあるキーパーソンがいないからです。
手塚プロが手塚グッズを売りたいなら、本やアニメを売りたいなら、そこは本気で自分も手塚ワールドを好きになって「これ素敵だからぜひ買って下さい」と言えなきゃダメなんです。
公式サイトを通してファンのハートをきっちり射抜くことを考えて下さい。
公式サイトを更新する人はファンにとってカリスマ性のあるキーパーソンになって下さい。
これを読んで返信下さったサイト管理者の方がキーパーソンになって下さい。
湯本さんのようにファン大会でマイクを持てば一瞬にしてファンのハートをつかむようなカリスマ性のある人がファンに向けて声をかけて下さい。
顔は見えなくても文章から人の心は見えるんです。
ファンが今何を考えているのか、何の情報を出してほしいと思っているのかなんて、アンケートなど取らなくても、更新する自分さえ手塚ファンであればおのずとファンの気持ちは解るはずです。
そして、「今、手塚ファンにこれを伝えなきゃ。今これを伝えればファンは喜ぶ。」という情報は、手塚プロダクションのスタッフの方々の目の前にあるでしょう?

京都国際マンガミュージアムにはおられます。キーパーソンが。
マンガに熱い思いを持って、積極的に率先して漫画家、マンガ研究者、そしてマンガファンのネットワーク作りをしておられます。
マンガファンからの情報は営利に関係なく「日本マンガ学会」のサイトに即、載せて下さいます。
それは京都国際マンガミュージアムの方にとっては「業務の範囲外」のはずです。全然1円の得にもなりません。
それでも、自分がマンガファンだから、マンガファンとしてマンガファンが求める情報を率先して発信しているんです。
メーリングリストを作り、毎月定例会を行ってファンとのコミュニケーションも図っています。
また定例会の後、懇親会も行っています。
「ノミニケーション」って実はすごく大事なんです。
なぜならファンは本当は情報を介してリアルに人と繋がりたいからです。
だからファン大会は有料にしても絶対人は来ます。
「ノミニケーション」は無理であっても、せめて公式サイトはファンと「コミュニケーション」を取る努力をして下さい。
そのためにここをブログ形式にリニューアルにされたのでしょうから。
もう既に箱は作られているんですから、後は情報の中身とタイミングだけの問題です。
箱はよくても中身とタイミングが悪ければ、手塚ファンは何も言わずに黙って去ります。
これまでも多くの手塚ファンが公式サイトから黙って離れ、ブログやミクシィに引き籠って発信し続けています。
確かに手塚ファンは直接手塚プロダクションに見える形でお金を払っていません。
私が手塚プロに支払っているのは年間3千円のファンクラブの会費だけです。
ですが、手塚グッズを買う、手塚アニメのDVDを買う、テレビの手塚特番を見る、手塚イベントに行く、手塚治虫記念館に行くということは間接的であっても手塚プロダクションにとって「お客さん」じゃないんですか?
ですからファンが、今、本当に求めている情報を下さい。

タイミングはすごく大事なんです。
私は自分のブログを書く際、どんな言葉を使えば検索の上位にあがるか、1日のうち、何時に更新すればより多くの友人に見てもらえるか、そこまで計算して更新しています。
何か手塚イベントに行ってそのレポートを書く際は3日以内、どんなに遅くとも1週間以内に書き上げます。
なぜならイベントに対する感動や熱い気持ちは後になればなるほど自分の気持ちも冷めれば、読む側の気持ちも冷めてしまうからです。
手塚公式サイトにイベントのレポートを手塚プロ側から発信するのであれば、気持ちの熱いうちに載せて下さい。
「鉄は熱いうちに打て」と言うでしょう?
何か月も経ってから載ってもファンの気持ちはとうに冷めてます。
「こんな情報を載せても手塚プロの営利にならない」と思って時間だけ無駄に過ぎたり、全然載せなければ、そう思っていることがファンに伝わってしまいます。

古徳さんが発信されている「手塚ニュース」をそのまま公式サイトに置き替えて、公式のメールマガジンやメーリングリストを作って配信するだけでも、今よりはずっと良い循環が生まれると思います。
そうすればお金も時間かからないでしょう?
見た目の体裁を綺麗にしなくても、中身だけ、文字情報だけで十分なんです。
それよりはタイムリーかつスピーディーであることのほうが大事です。
そして、何より発信する方の「心」が見えることが一番大事です。
今ですら全国500人以上の手塚ファンが古徳さんのニュースを待ちわびているのですから。
古徳さんのニュースの配信から公式サイトに載るまで、いつも、ものすごく時間のひらきがあります。
とっくの昔に情報解禁になっている情報ですら載るのが遅いです。

どうか、この公式サイトを本当の意味で手塚ファンと手塚プロダクションが繋がれる場にして下さい。
よろしくお願いいたします。


鉄腕トシ さんからのコメント

のりみさんのお話は良く分かります。以前言ったように、情報の頻度と精度、大切です。ただ、ここでそれをすべて伝える、そして、人を引けつける人を配置する、それは難しいのではないでしょうか?



鉄腕トシさん

>情報の頻度と精度、大切です。ただ、ここでそれをすべて伝えるのは難しいのではないでしょうか?

「すべて」というのは…手塚プロ側で発信可能な情報のすべてという意味ですよ。
もちろんちょっと検索して見つけた中にもこれは公式サイトには相応しくない、とか、逆にビジネスの阻害になる情報も数多あります。
Googleニュースの活用を提案したのは、Googleニュースにはアラート機能やRSSリーダーシステムが備わっており、自動的にニュースのタイトルを読みだせるからです。
だから、更新が非常に楽になるのでは、と思ったのです。
もちろん、相応しくないニュースは除外して、公式サイドから発表できるニュースだけ拾い出してもいいですし、リンクだけ貼るとかコピペだけでもするとか、時間をかけずに情報だけを拾う方法はいくらでもあると思います。

ただ、まあ、そこまでしなくても…本当に最低限アナウンスしてほしいと思っているのは、公式イベントの情報や松谷社長が公の立場として人前に出るような情報や手塚特番なんです。

具体例をあげると
昨年3月14日に宝塚で行われた「映像でたどる手塚治虫の軌跡」(NHK神戸放送局主催)
http://norimi.blog45.fc2.com/blog-entry-382.html
というイベントが行われ、なおかつ5月5日にNHkでテレビ放映されましたが
イベントが行われることもテレビ放映されることも両方、公式サイトには載らず仕舞なんです。
こんなの、普通はファンから情報発信するよりも前に公式サイト側が発表するニュースでしょう?
手塚るみ子さんが出演されて何百人を集めたシンポジウムですよ!?

それから、3月29日に豊中で手塚治虫キャラ銅板パネルの除幕式が行われました。
豊中市の浅利市長から松谷社長に感謝状が授与され、その後除幕式が行われました。
http://tezukaosamu.net/jp/post/79.html
これも事前のアナウンスもなければ、事後の報告も無かったんです。
なんで、松谷社長のオッカケしてる手塚ファンの私が先に報告して、公式のほうで何も言わないんですか?
自分とこの社長じゃないですか!
豊中市から感謝状が授与されたなんて、堂々とアナウンスすればいいのに、それすらしない…。


>そして、人を引けつける人を配置する、それは難しいのではないでしょうか?

いやいや、私はそんな人を配置するなんて、人事異動してなんておこがましいことを申し上げたつもりは毛頭ありませんよ。
う~ん、言葉足らずでした。
私が言いたいのは、キーパーソンになれるかなれないかは要は心の持ちようひとつというか、気持ちの問題というか。
キーパーソンまでいかなかったとしても…
鉄腕トシさん、私はあなたに会ったこともないし声を聞いたことがありません。
でも、この掲示板に書かれた投稿文や画像をとおしてあなたの心が見えるんです。
手塚漫画が大好きで手塚治虫という共通項を通してあなたと繋がっています。
コミュニケーションを取っています。
まず、コミュニケーションをとって友達になること、その積み重ねがキーパーソンになれるかなれないかなんです。
人脈を築く、人とのネットワークを作るには、確かに人それぞれ個人の能力が問われるかもしれませんが、人はもともと一人では生きていけない、誰かと繋がっていることに喜びを感じるものなんです。
少なくともこの掲示板には「手塚治虫」を介して繋がれる共通項があります。
過去に手塚ショップにいた店長さんなどは、本当に手塚ファンで手塚グッズを売ってらっしゃいました。
だから、無理に意識することなくキーパーソンになれたのだと思います。もちろん、人一倍努力もされていましたが。
だから、サイトを更新する手塚プロの方にも「心」が見える形でコミットして欲しいと言いますか…。
今の公式サイトから発信される情報になかなか「心」が感じられないというか…。
当たり前ですが、時候の挨拶がズレれば、いくらフレンドリーな口調で文章を書いたとしてもそこに、「今思ってる気持ち」が見えないわけで…。
例えば記念館のコラムにしても、誰が書いてらっしゃるのかわかりませんが、文末に署名があるのと無いのとでは全然違います。
ハンドルネームであれ、本名であれ、人の名前は性格や心が見える重要な要素です。
「虫ん坊」の編集後記には必ずいとうさんの署名がある、だから「虫ん坊」はいとうさんが書いて下さってるんだな、いとうさんいつもありがとうございます。って気持ちになれるというか。
商品情報は、そりゃ「情報」ですから署名なんて無くて当たり前なんですけど、フレンドリーな口調で情報発信されるなら、もうちょっと「心」を垣間見せてほしいな、と。


ザビエルさんのコメント

のりみさん鉄腕トシさんちょっとお久しぶりですザビエルです!私も手塚先生のテレビやイベントの情報が早くに分かっていたら嬉しいです!テレビだったら先生の他にも色々映像が流れる番組が多いので、先生の映る時間が詳しく書いてあったら余計に大助かりです…(けどこれは番組的にもダメですよね(TT))今までメールマガジンがないのも不思議だったのでのりみさんの意見に賛成です!色々大変だと思いますが手塚プロダクションには頑張ってほしいです!!


ザビエルさん

>今までメールマガジンがないのも不思議だったのでのりみさんの意見に賛成です!

メールマガジンはねえ…前は「がじゃまが」って公式メールマガジンがあったんです。
けど、メールマガジンの内容もそれが「今、手塚ファンが本当に求めている情報」でなければ何の意味もないのです。

例えばここのトップページをクリックすると
「ピノコのかんたんスイーツレシピ」って、でかいピノコの顔が出てきますが(笑)一生懸命作って下さっている方には申し訳ないんですが、私が今知りたいのはピノコが作るバレンタインのチョコレートのレシピ情報じゃなくて、目前に迫った2月9日の手塚先生の命日や4月7日アトムの誕生日にどこかでテレビや新聞に手塚先生のことが取り上げられるか、手塚イベントがあるかどうかなんですわ(^^;)
「アナタの知りたい情報を…」って言われても、「いや、私の知りたい手塚関連情報はそれじゃないんですけど。」と思うわけです。

例えは手塚プロと手塚ファンはキャッチボールをしているのに、手塚プロ側が目を合わせないで投げるボールが全然違う方向に飛んでって、手塚ファンはそのボールを拾いにいくのに振り回されてる、そんな感じです(^^;)

しかし、手塚プロの古徳さんは、個人の立場として「手塚ニュース」を配信されています。
本当にこの「手塚ニュース」すら無くなったらどうしよう、という感じです。
この「手塚ニュース」が毎月「手塚治虫メーリングリスト」
http://www.osamushi.info/
に配信されており、それが「世の中で一番早い手塚情報」です。
内容はこんな感じ。
http://www.osamushi.info/doc/13279.html
今、管理人さんが入院中なので、トップページの情報が古いですが、ここはネット上の手塚ファンコミュニティとしては老舗中の老舗です。
ファン層は30~70代までが多いので、リアルタイム経験世代の情報がやりとりがあります。
90年代後半は、それこそ毎日10通以上のメールが来るような活発なやりとりが行われ、私は当時学生で大学のメールアドレスで読んでいたんですが、ちょっとほっとくと読み切れないほどメールボックスがいっぱいになってしまうので、一度退会してしまいました。
随分たって結婚してからまた再開して、普段は静かなコミュニティですが、それでも中にいるファンはコアな方ばかりですが、きっかけさえあれば活発なやりとりがあります。
もう、今となってはここまでの草の根手塚ファン活動を組織的にするようなことは無理ですが、メールマガジンのバックナンバーなど読んでいただければ、手塚情報の内容の濃さに雲泥の差があることがお解りいただけると思います。
このメールマガジンこそ、「本当に手塚ファンが知りたい情報」です。
今、あまりにも手塚プロ側が発信している情報が手塚ファンの思いとかけ離れすぎています。


10代のピュアな手塚ファン(笑)だった頃、真剣に手塚プロに憧れの念を持っていました。
社員はみんな手塚ファンだと本当に思っていましたし、手塚治虫ファンクラブに先方の迷惑を顧みずに無駄な手塚話で1時間電話をかけたこともありました(^^;)
あんなKYで恥ずかしいこと、今ではようできませんけど、あの頃は手塚治虫命の高校生だった私の無駄話に付き合ってくれる人がちゃんといたなあ…(遠い目)。
いつからでしょうねえ、手塚プロの「現実」が見え始めたのは。
ただ、「現実」が見え始めただけでなく、私が10代だった頃はまだ、本当の意味での手塚ファンがもっと多数手塚プロにいらっしゃったように思うのです。
90年代半ばですから、まだ手塚先生が亡くなって10年経ってない頃でしたから、手塚先生のもとで働きたいとの思いから集まった人も結構残ってらっしゃったはずなんです。
手塚治虫という一番カリスマ性のあるキーパーソンがこの世からいなくなったことが、手塚プロと手塚ファンとの乖離を引き起こす最大の原因だったんでしょう。
正直私には20年後の手塚プロの姿が見えません。
かつて手塚先生の右腕として手塚プロを支えて来られ、手塚スピリットを継ぐキーパーソンがいなくなった手塚プロはいったいどうなるのだろう、と不安な気持ちでいっぱいです。
それこそ、手塚ファンの思いとは全く別の企業になってしまうのでは、と思います。
おそらく、手塚先生が亡くなって時間が過ぎれば過ぎるほど手塚プロと手塚ファンの乖離が進む気がします。
でも、乖離する現実をファンが諦めてしまったら、もっと距離が離れていくと思うのです。
だから、たとえ青臭い手塚ファンの理想論であったとしても、その理想論は実現できなくても理想の姿として、お互いの心に留めておくこともまた必要な気がします。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://norimi.blog45.fc2.com/tb.php/499-0c88246a