10月10日のマンガカフェ7「手塚治虫を歩く~中之島を中心に~」無事に終了しました。
ご参加の皆様、お疲れ様でした!そしてありがとうございました!

97年に最初の「虫マップ」制作から13年余り…。
ホントに続けていればこそチャンスがあるものだとつくづく思います。
このマンガカフェシリーズのカフェマスター・金水敏先生と伊藤遊さんに心から感謝申し上げます。

中之島の手塚治虫ゆかりの地ツアーは大阪市立科学館よりスタート。
今回も副館長の加藤賢一先生にお世話になりました。
毎度のことながら、ふたつ返事でご快諾いただき感謝しきりです。

適塾では、阪大経由でお願いし、永らく仕舞われていた、手塚良庵のマンガのカットと手塚治虫先生の写真がおさめられた額も展示していただきました。

第2部のトークのほうは、阪大の金水先生と京都国際マンガミュージアムの伊藤さんの進行のおかげで、随分リラックスしてお話しすることができました。

中之島界隈だけではツアーとネタがかぶることもあって、今回は『紙の砦』や『ゴッドファーザーの息子』『どついたれ』などから中津、十三ネタを追加。
『紙の砦』の舞台となった中津の写真撮影には中津住民のゴリモンさんにお付き合いいただきました。
まだ足を運んでいなかった中津の大阪石綿跡にも行って写真撮影。ここは現在はボイラー工場になっています。
その向い側の淀川の河川敷の草むらの写真を『紙の砦』のシーンと並べたりしました。

制作したパワーポイントファイルを見たい方はメールにてご連絡いただければPDFファイルをお送りさせていただきます。
手塚漫画の著作権があるので公開はできませんので。
あと、当日の写真、ビデオ、トークショーの録音データもあります。
ビデオはツアーの様子は意外とよく撮れていたのですが、第2部のトークショーのほうは、最後列から撮影していたら音がなり聞こえにくかった(T-T)
しかも駅のアナウンスが何度も鳴り響いていてかなりつらいですが、そんなものでも良ければお送りさせてだきます。

当日は手塚先生の北野中学時代の同級生の岡原進さんや、マンガ評論家の村上知彦さん、『空を越えて 手塚治虫伝』の著者・今川清史さんも私の話を聞きに来て下さいました。
岡原さんにお会いするの3年ぶり。
トークの後、飛び入りゲストとして登壇していただきましたが、ちゃんと手塚先生の写真やサイン色紙のコピーなどをファイリングして持って来て下さりトークを盛り上げて下さいました。

本当に充実した一日でした。
また、来年の2月(手塚先生の命日)か4月(アトムの誕生日)を目標に何か手塚イベントをやりたいと思っております。


【参加者のレポート】ありがとうございました!

☆Connyなブログ♂♀ 手塚治虫を歩く~中之島を中心に~ [中之島(大阪)]
Gunter Glieben Glauchen Globen Gorimon 10月10日 のつぶやき

というわけで、下記は夫の日記より詳細レポートです。




嫁さんが、またまた手塚治虫ゆかりの地巡りをやるというので、撮影係としてヒョコヒョコついて行った。

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫12


しかしこの日は、それだけでは終わらないという。
13時半からツアーをやって、15時半からは京阪中之島線・なにわ橋駅構内のオープンギャラリースペースで、手塚治虫ゆかりの地についてのトークショーをやるという。
こちらは主催が阪大と京都国際マンガミュージアムで、ゲストが嫁さんだそうな。えらいタイソウなハナシになってきやがったな。

キャスター付きのゴツイ旅行鞄を曳くよう命じられ、浦メはハイ、ワカリマシタ! しかし重過ぎる。なんじゃこれ?中に白物家電でも入れてやがんのか?
中に入っていたのは、本日のツアー&トークで使う本と配る資料であった。
本というのは、本トに重いのう・・・。
まさかコイツをガラガラ曳きつつハンディカムを回しつつ、ツアーについてこい、なんて言うんじゃねえだろうな?古代ローマの奴隷ぢゃねえんだ、浦メわ!
「そんなワケないやろが」と憐れむように嫁。最初に、そのオープンギャラリーとやらにガラガラ鞄を預けてからツアーだという。
ああ、やっぱりね。そうじゃないかと思ったよ。
アホ!

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館1

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館6

義弟とも合流して、三人で集合場所である大阪市立科学館へ。
もう何名かツアー参加の皆さんが待っておられた。
点呼。

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館2

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館3

本当は30人近く申し込まれていたのだが、日を間違えてはったり、キャンセルしはったり、連絡がとれなかったりで、結局20数人と相成った。

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館4

早速、科学館副館長・加藤賢一さんの先導で入館。
会議室にて、手塚先生が科学館来館の折に僅か数分で描かれたアトムの色紙などを見せてもらう。浦メは既に2度ほどお目にかかっているが、ツアー参加の皆さんは勿論お初だから、パシャパシャと写真撮影。

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館5


この日加藤さんは、なんとパワーポイントまで用意して下さっていて、科学館の歴史を交えながら手塚先生との関わりを平易に解説して下さった。
あとで嫁さんに聞いたら、報酬は握り飯ひとつだという。七人の侍かよ!
じゃなくて、完全サービスだそうな。
なんたる事だ。
かつて浦メは加藤先生を、「永遠の科学大好き少年」と讃えたが、ホンマに頭が下がるわい。

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館8

手塚治虫を歩く 大阪市立科学館7

その後、プラネタリウムを見学し、科学館を辞す。
もう潰されて更地になってしまったダイビル跡地を横目に朝日ビルディングへ。

手塚治虫を歩く 朝日ビルディング

途中、いきなり雨が降ってきやがった。難儀やのぉ。
しかしまあこりゃ通り雨だろう。その証拠に西の空が晴れているぜ。

思った通りすぐ止んで、秋晴れとなった。気を取り直して、レッツラゴー!

何度目かの石原時計店、そしてこれまた何度目かの除痘館跡&適塾。

手塚治虫を歩く 除痘館跡1

手塚治虫を歩く 除痘館跡2

手塚治虫を歩く 適塾1

手塚治虫を歩く 適塾2

それにしても2階へあがる階段の急なことよ。ツアー参加者からも「これは梯子だな」との声が。さもありなん。バリアフリーのバの字もあらへん。
今は手摺がついてるからまだマシだけど、当時はこの急勾配で手摺無しだからな。

手塚治虫を歩く 適塾3

適塾でツアーは終了。そのままなにわ橋駅のオープンギャラリースペースへ。
天を仰ぎ見れば、あくまで快晴。
青い雲、白い空・・・逆だっ! やっぱり晴れはいいよね。
だけれども我々は駅地下へ潜り込む。

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫5

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫7

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫1

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫6

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫2

マイミクのみやおさんと合流。
マンガフリークのK翁も来られていた。この方も、手塚のみならずマンガ関係イベントとくれば、京阪神から東京まで、西へ東へ実にアクティブな方だ。Kさんから見れば浦メは若造。見習わなくては。

阪大の金水敏先生、京都国際マンガミュージアムの伊藤遊さんの挨拶から始まって、いよいよ嫁さんの発表スタート。

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫4

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫10

あとでみやおさんが仰っておられたが、どうやら嫁は成長したらしい。
毎日ツラ突き合わせてるんで浦メにはわからなかった。まあ、落ち着いてスムースに喋っていたな、そういえば。
ただ残念なのは、改札口から出口に至る途中に、洞穴を穿ったかのように存在するスペースなもんだから、途中何度も駅のアナウンスが鳴り響き、かつトークショーのマイクの音量が今一つだったもんだから、最後列で三脚に据え付けたハンディカムをチェックしつつ聴いてた浦メには、ちと聴こえにくかったという事。
マイクを口元から離しているせいではないかと思い、何度も握りこぶしを胸元から口元へ上げるジェスチャーをした。別にビール飲みたいというジェスチャーでもろくろっ首のマネでもない。
嫁さんもそれに気付いてマイクを口元に近づけたが、音量は変わらず。
これはもしかしてマイクのスイッチをONにしてねえんじゃねえか?
嫁さんの場合、それは大いにあり得るな。
でも、話の途中で「聞こえん!」とか「マイクONになってるか?」なんて怒鳴れないし、致し方ないか。


手塚マンガゆかりの地をパワーポイントで、マンガで描かれたのと実際の写真とを並べて平易に紹介・解説。
浦メはもう耳にイカが出来るぐらい聞いてるが、聴衆の諸兄姉はホォホォ、へえ~と聴き入って下さっている。有難いことよ。

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫9


途中、プラネタリウムのくだりで『ガラかめ』のマヤがいきなり出現したのには笑った。
科学館のそれと同じプラネタリウムだからって、マヤちゃんを出してくるのは、嫁さんの趣味が入りまくりだぜ。でもオモロカッタ。
最後列から、ホーホホホホホと哄笑してやろうかと思ったぜ。
尤も、後ろから全体を見渡すに、聴衆諸兄姉にもいいインパクトになったみたいだった。あのタイミングでマヤを出して聴衆の緩急をつけるとわ・・・
「のりみ、おそろしい子・・・(白目)」

トークは恙無く終了。
途中から来られた手塚先生の同期・岡原進さんを、嫁さんがステージに呼び込む。

マンガカフェ7大阪の街と手塚治虫11

いきなりにも関わらず、岡原さんは朗々と手塚先生について語って下さった。流石だ。
とりわけ印象に残ったのは、手塚先生に勲章を贈るという打診が国からあった時、手塚先生は自ら文科省(当時は文部省)に出向いて、これを断ったというエピソード。
「わたし(岡原さん)も、手塚(先生)も、戦争でエライ目に遭わされて、それゆえに勲章というものがどういう性質のものなのかよくわかっていたから」と、岡原さん。
そういえば、ビートルズも英国政府からの勲章を拒否したな。こっちは戦争は関係なかったけど。

このエピソードは、かつて北野高校での講演でも聴いた。何度聴いても、いい話だ。浦メは、改めて流石は手塚先生と感動した!!

終了後、ファンクラブ会員のY田嬢からご挨拶を受ける。おおっ、おひさしゅうございます。家内のためにわざわざお足運んで戴いて・・・

みやおさんとアデューして、スタッフの打ち上げに浦メも同席させてもらった。
トークの途中から来られたマンガ評論家・村上知彦さんも加わられた。
淀屋橋のがんこ寿司。
岡原さんの北野時代の逸話を楽しく拝聴。
マンガミュージアムのIさんとも名刺交換。
アッという間の、充実した一日であった。



写真提供:高坂史章、ゴリモンさん
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