横浜から帰って一週間ずーっと夜の0時前後の帰宅が続いてた夫。
日曜日は昼の1時半にようやく起きて、「今日こそ横浜オフ会のレポート書いて!」と無理やりせがみ、書いてもらったのに操作ミスで書いたものが全部パーに(^^;)
すっかり書く気が失せて寝ようとする夫をまたパソコンの前までズルズル引っ張って「ねえねえ、どうしたら書いてくれる?」とおだてて、なだめて、すかして、ようやく書いてもらいました。
(我ら夫婦、手塚レポートに対する執念ありすぎだわ^^;)
というわけで、下記夫の日記より転載です。






横浜中華街における、リボンの騎士の、花粉症病理学的考察

先週の土日、嫁さんと横浜に行ってきた。
「横浜、黄昏、ホテルのぉ小部屋~、口付け、残り香、煙草のぉ煙ぃ~♪」であり、「街の灯りが、とても綺麗ね横浜、ブルーライトヨコォハマァ~♪」だ。
おっと、これもあったぜ、「アンタ、あの娘のなんなのさ?港のヨーコ、ヨコハマヨコスカ~♪」

何しに?
嫁さんが大ファンである劇作家・横内謙介氏の演劇『リボンの騎士~鷲尾高校演劇部奮闘記~』を観るためだ。

横内氏が主宰する劇団「扉座」の公演で、過去に六角精児主演の『アトムへの伝言』を観た事があるが、今回はキャストをすべてオーデションで決定。プロ・アマ入り乱れ、中には現役高校生もいた。
オーデションを勝ち抜いてきた人々を短期間でしごき、少額とはいえネーカーをお客さんから頂戴するところまでもっていく・・・そこに浦メは期待した。

舞台の内容はというと、鷲尾高校という架空の高校の演劇部が、文化祭で「リボンの騎士」を上演する事を決定してから次々ふりかかる艱難辛苦を乗り越え、見事上演まで漕ぎ着けるまでを、主人公であるヒロインの、少女から大人に成長していく様を絡めて描いた青春劇である。
「リボンの騎士」は、それ自体が主ではなく、そこにバニラエッセンスのように絡むというものだったが、ヒョウタンツギや、マンガそのもののジュラルミン大公やナイロン卿、サファイア姫にフランツ王子が登場し、手塚ニアンをも十分楽しませる劇であった。
しかしあくまで基本は、高校演劇部の青春を描いたものである。

オーデションで絞り込まれたとはいえ、プロとアマには確かに「差」があった(たとえば強烈な存在感を発揮した演劇部3年生のメガネ女子を演じた子。パンフの出演者プロフィールを見ると、「俳優」とあった)。
だが、それを補ってなお余りあるのが、「ひた向きな一所懸命さ」であった。演技の巧拙ではなく、若さから漲るパワーに浦メは圧倒された。カーテンコールにおける役者たちの「やり切った」表情に拍手を惜しまなかった。
その感動にさらに拍車をかけたのが、パンフにあった横内謙介氏の「ご挨拶」だ。
曰く、「この公演が終われば散り散りとなり、それぞれの道に向かう定めである。でも、(中略)その体験は、この若者たちがどのような道に進んで行くにせよ、一生の宝になることだと思う。」
う~ん、シビレルぜ。
中学時分に音楽の授業で初めて聴いて感動した「若者たち」を思い出したがな。
「空にぃ、ま~たぁ、陽がのぉぼるとぉきぃ~、若者はまぁた~、歩き~はじぃめるぅ~♪」だぜ。がんばれよ、若者諸君。

そういえば途中15分ほど休憩があったので、浦メはいつもの観劇やコンサートの感覚でルービーかスキウィでもひっかけようと館内の喫茶店を覗いたんだけど、入口のメニューにはジュースばかり。
そうやった、ここは神奈川県青少年センターやった。青少年のためのセンターにケーサーはねえよな。
舞台の晴れやかな青少年諸君よ、こないなオッサンになったらあきまへんえ。


この日は、夜に横浜中華街で、在関東の手塚ニアン諸兄姉と合流してのオフ会でもあった。集合したのは、浦メ夫妻・アレンさん夫妻・そのお友達のnozzさん・リボンの騎士ファンのrikansさん・嫁さんのツイッター友達のたらさん・化石人間ことT田翁・お髭ふさふさぬー坊さん・手塚ファン大会検討会からのん気NGさん・うっちーさん・K林さんの総勢12名。

マイミクの小納戸役さんから教えてもらった「茘香尊(らいしゃんそん)」の2階にて、さながら討ち入り前夜、蕎麦屋の2階に次々参集する義士よろしく「手塚プロと手塚ファンの明日」について密議を凝らした。
不肖浦メが長谷川一夫ばりに「各々方、お覚悟はよろしいか」と謦も重々しく第一声を発し・・・たワケはなく、大方の予想通り嫁さんが宮川花子か上沼恵美子かといわんばかりのマシンガントークを展開、検討会より手塚ファン大会にまつわるいろ~んな話が展開され、我らは次々饗せられるチャイニーズに舌鼓を打ち鳴らしながら、ただただ傾聴するばかりであった。


で、2時間ほど経過して漸く自己紹介タイム。
我ら夫婦は、今さら紹介するほどのもんじゃねえと言ったけど、のん気NGさんだかK林さんだかが、「ではお二人の馴れ初めを」なんて仰るもんだから、嫁さんが「えっと、あの、その、」と喋り出す。こっぱずかしいったらありゃしねえ。
だから浦メは厠へ逃亡してやった。厠へ逃げたのは、花粉にやられた鼻腔と眼を洗うためだけではなかったのだ。

そやそや、花粉症や!
話はいきなり飛ぶが、旅行の前日、高野山高校へ行ってきて、そこで許容量を遥かにオーバーするスギ花粉を大量に浴びてきたもんやさかい、一気にきた。
観劇中はそうでもなかったんやけど、夕刻からひどくなってきて、オフ会の時にはくしゃみの連続、何度も厠で目と鼻を洗う羽目に。
折角の美味しい中国料理だったのよ!折角の楽しくコアな手塚ニアンの集いだったのによ!
せやけどルービーと紹興酒はガバガバあけてしまったけどね、ヒヒヒヒ。
コアといえば、大人しくお茶を飲んでニコニコしてた嫁のツイッター友達のたらさん。おっちゃんおばちゃんのコアな手塚噺の連続に、引いてしもたんやないかい?堪忍え。

このお店は、嫁も、集いし手塚ニアン諸兄姉にも好評であった。味も、量も、豊富豊富。そしてお財布にも優しい。
小納戸役さん、よくぞ教えてくれにけり。多謝多謝。

楽しいひとときは瞬く間に過ぎ、もう22時だというので一旦、中〆。
一部の方は帰り、我らとアレンさん夫妻、ぬー坊さん、のん気NGさん、うっちーさん、K林さんは二次会とシャレこんだ。
のん気NGさんは、相当飲み歩き慣れてはるらしく、まるで獲物を狙う鷹の如く、すぐにBARを見つけはる。そこで一次会の続き、明日の手塚を放談しあった。

家に・・・じゃなかった、ホテルに戻ったのは0時前。
嫁さん曰く「酔っ払って脳がバカになった」浦メは自販機でカップラーメンを買い、ズルズル啜って序でに鼻も啜って、風呂にも入らずバタンQ。

いや~、おもろかったわぁ。





ところで、この日記のタイトルの元ネタ解る人いるんかな?
手塚ネタでもかなり高度すぎて解らなかったりして…(^^;)
というわけで、元ネタの答えはRead moreをクリック
この日記のタイトルの元ネタは

手塚先生が奈良県立医科大学で医学博士号を取得した際の論文のタイトル
「異形精子細胞における膜構造の電子顕微鏡的研究」
です。

夫はこの論文のタイトルと、手塚先生の戒名「伯藝院殿覚圓蟲聖大居士(はくげいいんでんかくえんじゅしょうだいこじ)」をソラで言えることが自慢なのです(笑)。
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