11月10日のNHKラジオ第一で放送された「ラジオでよみがえる鉄腕アトム」。夫の感想日記です。




ゆんべ、NHKラジオ第一放送で「ラジオでよみがえる鉄腕アトム」と題する特番が放送されたので聴いた。

なぜ今またアトム?と思いきや、アトムの連載スタートから今年がちょうど60年目にあたるからだという。
パーソナリテーのNHKアナウンサー氏が「アトムも還暦ですね」と喋ってたが、還暦になってもアトムはあの可愛らしい年恰好のまんまだ。
そりゃそうだ、ロボットやもんな。定期的にメンテすれば、ずっと同じ姿でおるわいな。
恐ろしいのは、東京五輪やケネデー大統領暗殺をリアルに知ってるのに未だ未就学児童のまんまの磯野タラ男とか、千里万博をリアルに知っているにも関わらず未だバブー・チャーン・ハーイの3語しか話せないウルトラ級未熟児・波野イクラみてえな人々よな。サンジェルマン伯爵もビックリの不老不死だぜ。

で、番組の話に戻ると、ゲストコメンテーターは手塚眞さん。

そして、女講談・神田織音さん。
なんでもアトムの中の著名な回を講談で披露してくれるという。映像を出すことが出来ない、ラジオならではの企画よの。

途中、ニュースとウェザーレポートを挿むものの、約1時間半にわたる長尺の大部分は、この講談師姐さんによる「講談で聴く・鉄腕アトム」であった。
取り上げられし回は「気体人間」「赤い猫」「ミドロヶ沼」の三本。懐かしいがな。
ラジオドラマでは、今までにB・Jとかアドルフなんかが放送されたが、或いは時代を昭和30年代初頭まで遡ればリボンの騎士もやった事があるが、講談というスタイルはラジオでは初めてではないか?
「たびぃ~、ゆけぇばぁ~」とか「おう!食いねえ食いねえ、鮨ぃ食いねえ」「鞭声粛々~」なんてやんのかと思いきや、それはせなんだ。
アタリマエやな、この三話のどこにも石松は出てこねえし、ましてや上杉謙信公も登場しねえ。しかも上記セリフは講談やのぉて浪曲やないか!

浦メは、名調子に合わせて、懐かしき1コマ1コマを思い返しておった。尤も「気体人間」は所所どころか多くの部分が忘却の彼方へ流れ去ってしまっている事に驚愕!
手塚ファンを標榜しとるクセに、このところ全然読んでねえからな、もう一遍読み直してみるか。

講談以外には、なんと実写版鉄腕アトムのOPが、二番まで放送された。
通常、この手の番組で流れるのはモノクロアニメ版の定番OPなんだけどよ。
なかなかニクイことやってくれるじゃねえか、日本放送協会♪

尤も、アトム特集という事で、モノクロアニメ版の挿入歌「ロボットマーチ」や80年アトムのOP&ED、ついでにアトム亜種「ジェッタ―マルス」のOP&EDを流すってのも良かったかもしれぬ。

番組のラストで、手塚先生の生前インタビューの一部が流れた。
おお!手塚先生の肉声も先途久しぶりじゃのぉ♪
しみじみするがな。
やっぱり手塚モノの特番やからな、〆は手塚先生じゃろう。
『ブッダ』におけるタッタのセリフに「ブッダのいない教団なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもんだ」
ってのがあったが、まさしくそれ。マコちゃんだけやのぉてオヤジさんも出さねえと、画竜点睛を欠くってもんだぜ。

割と楽しく聴けたんだけど、番組へのお便りFAXを送られたリスナーの殆どがオーバー五十路であったのには、少々フクザツな心持ち。
まあ、これも時の流れか。
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