2006.08.29 旧乾邸
旧乾邸

8月27日、後輩を誘い、神戸御影にある旧乾邸の内覧会に行ってきました。
阪急御影駅から徒歩15分くらい。まわりはおしゃれな高級住宅街です。
旧乾邸

この旧乾邸は、建築家渡辺節氏の設計により、乾新兵衛氏の邸宅として、1936年に建てられたものです。渡辺節氏の建築で個人邸宅というのは大変めずらしいんだそうです。
 
到着すると、内覧会を主催しているアメニティ2000のスタッフさんが丁寧に案内してくださいました。
正直、建築に詳しいわけではないので、このように案内してくださる方がいるのは大変ありがたい。
 
ご覧のとおり、個人邸宅としては広くて大変豪華な建物に違いないのですが、お話を聞いていると、それ以上になんというか作り手のこだわりというか、施主・建築家ともにとにかく楽しんで作っているというのがよく伝わってくるような、温かみのある建物だなあと感じました。
▼写真で見ていたときはハート?と思っていたのですが、この意匠は羊の顔です。
旧乾邸

▼エントランスは3つありこちらは一番小さな勝手口
旧乾邸

私達はお客様用の一番大きなエントランスから入りました。
▼金属の装飾に透明なガラスが使用されていて、中からみ緑を眺めることができます。
旧乾邸

▼螺旋階段には美しい装飾が。
旧乾邸

▼メインの大広間。窓には玄関ホールと同じ菱型のステンドグラスが使われています。
旧乾邸

▼ぶどう柄の装飾
旧乾邸

この旧乾邸にはぶどう柄、花柄、そして菱型がいたるところにデザインとして取り入れられています。
このような豪華な装飾ですが、実は型に流し込んで大量生産が可能なものだそうな。おそらく旧梅田駅コンコースの装飾もそうやって作られたんでしょうね。
旧乾邸

▼洋館ですが、落ち着いた和室も二部屋ありました。
旧乾邸

▼二階からさらにサンルームへ続く階段
旧乾邸

▼サンルームで冷たいお茶をいただくことができます♪窓からは海が見えます!
旧乾邸

最後にお庭にまわって建物をながめました。
▼後輩が撮ってくれたレトロ調写真(笑)
旧乾邸

▼「写真魔なのりみ先輩」とタイトルがついて送られてきました(^^ゞ
旧乾邸


ところで、この日の前日に友人のコンサートを聞きに岸和田市にある自泉会館に行ったのですが、こちらもなんと同じ渡辺節氏設計だったのですよ!二日連チャンでレトロ建築を楽しめました♪(なのに岸和田へはカメラのバッテリーを忘れてしまうというおマヌケなミスをしてしまい、写真が撮れなかったのでした^^;)自泉会館のほうは登録有形文化財。ホールを割と安く借りられるそうで、度々コンサート会場として利用されているそうです。(岸和田市文化事業協会HP参照。自泉会館の内装写真も載っています。)

ところが逆に旧乾邸は存続の危機にさらされていて、NPO法人アメニティ2000協会保存活動が行われているそうです。今回の内覧会もそのアメニティ2000協会主催。だいたい毎月第四土曜と日曜に内覧会がおこなわれているようなので、ご興味のある方は是非行かれてみては。次の内覧会は9月23日(土)、24日(日)です。(予約なしでふらっと行って大丈夫です^^)予定はこちらでご確認下さい。

渡辺節氏というとかの綿業会館が有名ですが、他にも調べてみると商船三井ビルディングダイビルなどを手がけられていて、なるほどな~と納得。詳しくはウィキペディア参照。

ところで最近レトロ建築めぐりのために拝見しているのがこのサイト
「デジカメ写真缶」内の大阪レトロ京都レトロ神戸レトロ

この数!すごいです。関西のレトロ建築をほとんど制覇されているようで、このデーターベースのすごさは圧倒されました!
建築年、設計者のデータ、場所まできっちりデーターベース化されているので、初級ファンにはこれほどありがたいページはありません。
このデータを見ながら淀屋橋~本町間のレトロ建築を半日かけて7箇所くらいまわったこともあります。

■今回の旧乾邸に行ったのはこいちゃさんのブログがきっかけでした。素敵な建物をご紹介くださってありがとうございました♪

【参照】
旧乾邸内覧会(1)@神戸・御影 ~ 旧乾邸内覧会(5)@神戸・御影
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