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2017.11.29
11/23お茶べりBOOKサロン@大東市立総合文化センター



11月23日(木・祝)、大東市立総合文化センター2階こみってぃさろんで開催の「お茶べりBOOKサロン 手塚治虫の世界」の講師としてお招きいただきました。第6弾にして初の講師あり企画だそうで、「月刊島民」の手塚治虫特集で私のことを知ったそうです。あの特集記事から3年も経つのですが、今も着目して次のチャンスになるのは本当にありがたいことです。
『親友が語る手塚治虫の少年時代』刊行以来イベントも、京都国際マンガミュージアム、北野高校、トキワ荘塾に続いて4本目になりました。本の出版により社会性を得たことで、事務局が、博物館、学校法人、NPO、行政、と法人主催が続いています。
ある意味「手塚治虫が仕事」になりつつあり、一定の評価が着実についていっていることは本当にありがたいことです。

今回は「公民館×図書館つながりプロジェクト」ということで、大東市立図書館でもこのように、手塚治虫の本と共に本イベントチラシを置いて下さったそうです。来年1月28日にサーティホールでわらび座ミュージカル「ブッダ」の公演があり、そのプレイベントとして手塚治虫の漫画に親しもうという趣旨でした。



1時間私の講演の後、各自で持ち寄った手塚漫画をもとに自由に談義するというもので、終始和やかな雰囲気でした。意外に皆さん熱心に手塚漫画を読んでいるなという印象。とりわけ私が印象に残ったのは、手塚治虫の生死感が顕著に表れた「ジャングル大帝」と、クラスで孤立する高校生の男の子がポスターの女の子に恋をする青春ものの短編「るんは風の中」。手塚漫画は本当に幅広くて奥が深いなと改めて思いました。
今回も、大変貴重な機会を頂戴し、ありがとうございました!



手塚治虫ゆかりのお菓子・千成一茶の銘菓プラネタリュームをお茶菓子として配りました。



文庫版の『ジャングル大帝』と1997年版「ジャングル大帝」の映画パンフレットについていたシングルCD。冨田勲さん作曲のOPテーマのピアノ演奏版で、手塚治虫記念でも常時流されています。本会のBGMとして流しました。
エピソードというと、冨田勲さんはレオの雄叫びを表現するため、一オクターブ上がるメロディーを考え、手塚治虫さんは子供向けのアニメソングとしては難しいのではないのか、と言ったものの、結果的には冨田勲さんがご自身の意見を通し、現在まで「ジャングル大帝」のテーマ曲として親しまれています。


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