手塚治虫公式サイトの「虫ん坊」の投稿コーナーで『アドルフに告ぐ』ゆかりの地めぐりのレポートを執筆しております。
当初、単発投稿で・・・と思っていたのですが、取材し始めると、神戸の街の歴史文化の魅力と『アドルフに告ぐ』のストーリーの奥の深さにハマってしまいました。
同行した夫や友人たちと『アドルフに告ぐ』の漫画の再現もやっています(笑)。

「アドルフに告ぐ」を片手に有馬温泉へ
http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201504/post.html

有馬温泉の乙倉橋 漫画再現1

有馬温泉の石段 漫画再現1

『アドルフに告ぐ』ゆかりの地めぐり<神戸編その1>
http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201505/post.html

21萌黄の館テラス 台詞あり
23門邸前 台詞あり

『アドルフに告ぐ』ゆかりの地めぐり<神戸編その2>
http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201506/post.html

5諏訪山よりパノラマ写真

『アドルフに告ぐ』ゆかりの地めぐり<神戸編その3>
http://tezukaosamu.net/jp/mushi/201507/post.html

14現在の元町5丁目
ブログの更新、3ヶ月ぶりです(^^;)
最近、ほとんどfacebookとツイッターに移行しています。
久々に夫が手塚日記を書いてくれたので、転載します。


なんとまあ、今年1月の初頭に、大河ドラマ「花燃ゆ」について書いて以来、六か月ぶりの日記や。
今まで何やってた?
はい・・・実は『火の鳥』よろしくムーピーゲームにうつつを抜かしまくっておりやして(苦笑)
気持ち良かったぁ~・・・アホ!

で、6月27(日)、嫁はんと京都芸術劇場春秋座の舞台「アドルフに告ぐ」を観に行った。

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京都造形なんざ、前職の時に上司の命令で納品に行って以来だべ。
白川通まで乗り付けると、いきなり煉瓦張りの、タカラヅカもかくやと思しき大階段が屹立しておった。
蒲田行進曲の「階段落ち」みてえに急な大階段を上がると、そこは京都造形芸術大学附設劇場「春秋座」であった。

おかしいぜ、普通は大学の正門化玄関ぢゃねえのか?
いきなり附設劇場とは、これいかに?
学生用の正門は別にあんのか?
と疑問を抱きつつも入場。
嫁はんがゲットした席は桟敷席であった。なんとなく仏蘭西の王侯貴族気分。
場内は、ほぼ満員御礼。

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劇自体は、原作をウマい具合に180分できっちり料理していた。
あとで嫁はんともダベリあったんだが、3人のアドルフの内、唯一実在の人物・アドルフ=ヒトラーに、割とたっぷり時間を割いていた。
これは良かったね。

物語冒頭をはじめ、要所要所で登場する、アドルフたちの運命を象徴するかの様な「天使」(?)マリアの存在感も良かった。
Uボートで戦時下日本へ向かうカウフマンをマリアの亡霊が悩ませるシーンは特に印象深かったぜ。

あとは、大ラスのカミルとカウフマンの決着までしっかり描かれていた事も、「ほお、そこまで描くか」と感心した。

尤も嫁はん曰く、「原作でもナゼ平和主義者のカミルがラストでは平気でアラブ人を殺戮する軍人になってしまったのかが判然とせず、それだけが不満。」
それは浦メも全く同意見なのだが、それはそれとして、ヒトラーをしっかり描写し、中東問題も取り上げた姿勢に、浦メは拍手だ。
なんとなれば、一朝有事にあってはまず間違いなく前線に立つ事のない優秀な政治屋センセー方によって、なにやらキナ臭い方向に我が国が誤誘導されてやせんか?と極めて不安な昨今にあって、今回の「アドルフに告ぐ」は当節時宜を得た演劇であったからよ。

最後にまたひとつだけ文句を言わせてもらうならば、客演の鶴見辰吾を、カーテンコールでももうちょっとリスペクトしても良かったんぢゃねえかな?
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3月6日(金)の朝日新聞夕刊で、ナカノシマ大学2月講座「街から読み解く手塚治虫」のことを紹介いただきました。
執筆は、京都国際マンガミュージアムの雑賀忠宏さん。
「大阪の役割」再評価進む
として、マンガ史の中で大阪が担ってきた役割について語っておられ、中野晴行氏の著作についても触れられています。

朝日新聞20150306ナカノシマ大学紹介記事
 
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2月11日、ナカノシマ大学2月講座「街から読み解く手塚治虫」を開催いたしました。会場は、手塚先生が少年時代通い詰めたプラネタリウム「カール・ツァイスⅡ型」が展示保存されている大阪市立科学館。約100名の方にご参加いただき、大盛況、充実の2時間でした。1月31日にNHK・Eテレで手塚治虫特番の放送、2月9日の命日。そして迎えた2月11日のイベントは期せずしてタイムリーな企画となりました。

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右から登壇者の加藤賢一さん(前・大阪市立科学館館長)、筆者・田浦紀子、長﨑励朗さん(京都文教大学専任講師)

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実はこの企画のために、私はほとんど一年がかりの取材と準備と調整をしてきました。まず、一番に協力をお願いしたのが、私の長年の活動の理解者である加藤賢一先生。加藤先生は、旧電館時代より約40年間、科学館に勤務され、1987年の手塚治虫先生の講演会企画に携わられました。2014年3月で大阪市を退職し、岡山理科大学に移籍されるとのことだったので、退職直前に押しかけ取材。この時に加藤先生から聞いたのが1985年に放送されたテレビ番組「11PM」の存在でした。

「11PM(イレブンPM)手塚治虫NANIWAグラフィティ」(1985年3月21日読売テレビ放送)。宝塚や大阪の想い出の地を手塚先生自ら案内するという企画。この番組で訪れた中のひとつが四ツ橋の電気科学館です。この番組はその後の手塚先生と科学館との再交流のきっかけとなりました。番組の録画テープを手塚プロの森晴路さんが保管されていたことにより、約30年ぶりに科学館で上映に漕ぎ着けることができました。森さんは、当日も埼玉から大阪までお越し下さいました。

次に私が協力をお願いしたのが、京阪電鉄のフリーマガジン「月刊島民」を発行している編集集団140Bの大迫力さん。「手塚治虫にまつわる自分の目標の実現のために力を貸して下さい」と。大迫さんとの出会いがきっかけで、「月刊島民」2014年7月号の特集「手塚治虫が歩いた道。」計8ページを執筆。まわりの反響も大きな1冊となりました。

「この特集記事をリアルなイベントでやりたい」という私の思いが、半年後に実現することに。繋がるべくして繋がった様々な人との出会いが、今回のナカノシマ大学2月講座となった次第です。裏方で働いて下さった科学館の嘉数さんや大迫さんに叱咤されながら、企画を一歩一歩前に進めていきました。自分一人ではできないことが、信頼できるまわりの人の力を借りることによって、このように実現できるものかと感動。

今回のお土産の銘菓プラネタリュームを製造している、千成一茶の大原一憲さんと加藤賢一先生は、約30年ぶりの再会でした。1985年~1987の手塚先生と電館との再交流の時期、ちょうど電気科学館のスタッフだったのが、このお二人。さらに、科学館特製クリアファイルの電館時代のツァイスⅡ型プラネタリウムの写真が、加藤先生が撮ったものだと判りびっくり。

「大阪・科学・手塚」を切り口に、様々な物語と人との出会いが繋がり、思いが結実した一日となりました。

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社会学の観点から手塚治虫について語る長﨑励朗さん。
「手塚治虫がプロデューサーとしての能力を持ち続けたのはなぜか」
「それは40年間の漫画家生活で常に“一番でいたい”と思いを持ち続けたからではないか」と対談しました。

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「月刊島民」の編集者でイベント全体の運営をして下さった大迫力さん。

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終了後は、大阪市立科学館主任学芸員の嘉数次人さんによるプラネタリウム「ツァイスⅡ型」の案内。

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加藤賢一先生と千成一茶の大原さん親子。

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加藤賢一先生と一年ぶりの再会。プラネタリウム「ツァイスⅡ型」の前で。

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「マアチャンの日記帳」を生んだ大阪毎日新聞社跡の玄関モニュメント前にて。
手塚プロの森晴路さんを囲みマンガ学会メンバーと。

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ナカノシマ大学2月講座のお土産。
手塚号と科学館号の「月刊島民」、銘菓プラネタリューム、電館時代のツァイスⅡ型プラネタリウムの科学館特製クリアファイル。
NHK Eテレの大型大型企画【戦後史証言プロジェクト】で手塚治虫が取り上げられます。
日本人は何をめざしてきたか
第8回 手塚治虫
Eテレ2015年1月31日(土)午後11時~翌0時30分
手塚先生の命日「治虫忌」にちなんだイベントを行います。
詳細は2015年1月1日発行号の「月刊島民」P.11に掲載されていますので、京阪電鉄主要駅でGETしてくださいね。


ナカノシマ大学2月講座 「街から読み解く手塚治虫」
開催日 2015年2月11日(祝・水)
時間2:00PM〜4:00PM頃(開場1:30PM〜)
会場 大阪市立科学館 研修室
講師 加藤賢一、田浦紀子、長﨑励朗
受講料 2,200円(お土産付き)
定員 80名
主催 ナカノシマ大学事務局 大阪市立科学館

街から読み解く手塚治虫

作品にも頻出する大阪の街と手塚治虫の関係を、さまざまな人々の証言によって紹介。
科学館所蔵のお宝公開&手塚ゆかりのお土産も!


講師/加藤賢一(前大阪市立科学館館長)
    田浦紀子(手塚治虫研究家)
    長﨑励朗(京都文教大学専任講師)

 「マンガの神様」と呼ばれた手塚治虫は、大阪にとてもゆかりの深い人物だった。幼少期から家族で何度も中之島に足を運び、マンガ家になる前は大阪大学付属医学専門部に通っていた。また、手塚作品を細かく見ていくと、大阪のさまざまなスポットが描かれていることがわかってくる。
 そんな手塚の足跡や作品との関連性をライフワークとして研究しているのが、2014年7月号でも登場してくださった田浦紀子さん。今回は田浦さんの研究成果である「虫マップ」を軸にしながら、さまざまな人たちの証言によって、手塚と大阪の街の結びつきを読み解いていく。
 会場となるのは、少年時代の手塚が魅了されたプラネタリウム「カール・ツァイスⅡ型」を保存・展示する大阪市立科学館。直筆サインが入った記念色紙など、所蔵品も特別公開してもらう。さらに、手塚ゆかりのお土産も用意。手塚にまつわる場所・人・ものによる濃密な時間をどうぞお楽しみに。

スペシャル1 アジア初のプラネタリウムを見よ。
 手塚をはじめ、多くの人を魅了したプラネタリウムの実物が、今も科学館に展示されている。ドイツのカールツァイス社が技術の枠を結集して造った名機を、学芸員の方の解説でご紹介。

スペシャル2 「物語」のあるお土産付き!
クリアファイルプラネタリューム
 今回のお土産は2つ。手塚が愛したプラネタリウムの写真がデザインされた大阪市立科学館特製のクリアファイル。また、そのプラネタリウムが由来となったお菓子「プラネタリューム」も一緒にどうぞ。

加藤賢一
加藤賢一さん
前大阪市立科学館館長。前身施設の電気科学館勤務時代に、テレビ番組の取材で手塚と科学館の関わりを知り、手塚を招いた講演会に携わる。

田浦紀子
田浦紀子さん
ゆかりの地を記した研究誌「虫マップ」を発表。各種媒体への執筆やイベントなどを主宰。

長﨑励朗
長﨑励朗さん
専門は社会学で、「教養」「都市と自然」など独自のキーワードによって作品を解釈する。小学校時代に読んだ『火の鳥』からの手塚ファンである。
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旧年中はいろいろお世話になりまして
ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年 元旦
田浦誠治・紀子
漫画研究者のヤマダトモコさんのツイッターより。

「この大仕事をすべくして、人が偶然集まる時ってあるみたい。そんな偶然頼りなのは仕事じゃない、と言う見方ももあるだろうけど、何か大きなことが出来る時は、偶然偶然偶然の積み重ねによることが多いように思う。」

大変、心の琴線に響いた言葉なので、自分の思いもこめてこれに対する返信を書かせていただきます。

「それは、偶然の積み重ねが必然になった時でしょうね。私もそんな稀有で幸せな仕事に巡り合いたいと常々思っております。
 私の場合は、マンガを職業としているわけではないので、最初からそういうチャンスはありません。ですので、仕事として関わっている方を本当にうらやましく思います。
 こと漫画や手塚治虫に関しては、職業としているわけではないので、飛び級的に自らチャンスを勝ち取ってステップアップを図っていく方法を模索せざるをえません。
 逆に「仕事でないからできる」部分は大いにあるわけですが、「仕事でない」がゆえに自分の活動が評価を得られないことで悔しい思いをたくさんしています。
 仕事とは限られた制約の中で自分の思いを何パーセント生かせるか、かもしれません。」

ヤマダトモコさんの返信。
「のりみさんは、今の感じで色々熱心にキチンとやっていらっしゃると、もう少し年が行くと必ずいいチャンスがやってくると思いますよ。
 展示の仕事は、展示される対象が依代となって起こる偶然が多いのではないかなと思います。その対象のことをいつも考えている同士が引き合うから。でも、よい偶然が来ても来なくても、結果は出さなくてはいけないので、偶然が重なると本当に嬉しいんです。
 私の場合は好きなことを仕事にしていることの弊害はあります。また、自分の活動として評価を得られない事は仕事でも多々あります。ただ、「これで評価されたい」ということが仕事じゃないと、感謝されたり喜んでもらえなかったりしたときのガッカリ感は並じゃないですよね。
 年をとっていろんな人を見てやっとわかってきたのですが、仕事なら仕事以上に、趣味なら趣味以上に、外からみえる何倍ものことをしている人が、何だか結局愛され尊敬され評価されるんだな…ということです。のりみさんも、きっとそんな人になる気がしますよ。」
「東京グラフィティ」1月号(12/23発売号)
『ファンが選ぶ作家監督作品ランキング』手塚治虫作品ランキングで
「陽だまりの樹」のレビューを執筆させていただきました。
よかったら是非ご覧ください。
このページの執筆者、ほとんどが知人友人です(笑)。

過去イラストの再掲ですが、年賀状用のイラスト素材です。
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素材イラストなので、クレジット表記は不要です。

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